”食べたらすぐ磨こう”運動は、50年以上も前に・・・

”食べたらすぐ磨こう”運動の目的は、たいして歯を磨かなかった当時の日本人に歯磨き習慣を定着させることでした。

運動が始まったのは、50年以上も前。

当時はツバの効果やムシ歯のホントの原因がわかっていませんでした。

そのため、学校の先生も歯科医師も食後すぐに歯を磨くことが正解だと信じていました。

でも確かに、この運動のおかけで日本人に歯磨きの習慣が定着しました。

その後ツバの効能への研究が進むと、食べてすぐ歯磨きをするのは、せっかくのツバをムダにする行為だということがわかってきました。

糖分を取った瞬間から口の中は酸性になって、歯の表面のカルシウムやリンが溶けます。

まぁ、穴があき始めるということ。

でも、ツバがあればその穴を30分以上かけて埋めてくれるのです。

これが、食べた後すぐ歯を磨くなという理由。

にもかかわらず、日本人だけはこれまで同様、食べたらすぐ磨く習慣を続けてきました。

まぁ、見直した方がいい習慣も結構あるということデス。

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