【続きです】
『学問のすすめ』にも書いてあります
が、その人が充実したイイ人生を歩める
かどうかは、勉強するかしないかにかか
っていると、と福沢諭吉先生はおっしゃ
ってオル。勉強する人間は必ずイイ人生
を歩むのだと。
どんなに裕福でどんなに金があって、ど
んなに地頭が良くても、勉強をおろそか
にしていたら、イイ人生を送れないと。
だから、親がどうだとか、生まれた場所
がどうでとか、自分のカラダがどうのこ
うのとか関係ない。勉強するかしないか
で決まる。
吉田松陰先生もおっしゃってオル。
『1に国語、2に国語、3,4がなくて
5に国語』
この本欲しいと言ったら、必ず買ってあ
げる。どんな本でもイイ。エロ本でもい
い。そのうち飽きる。でも買うからには
必ず読みなさいと。そして読んだ本がど
んな本だったか教えてねって言うんです
。
そうすると、お父さん、お母さんに教え
なきゃと思うと、読み方が変わるわけで
すよ。自分が理解するだけの読み方だっ
たら、軽い読み方でいいんですけど、誰
かに説明するつもりで読むと、しっかり
読むんですよ。
まあ、本を読んでる時は打ち切らない。
『ご飯が醒めるよ!』と、親の都合もあ
るから本を中断させてでも食え!と言い
たいところですが、読み終わるまでは、
ここはグッとこらえる。せっかく読んで
くれているんだから。
昔、数学のセンセが言っておったんです
が、数学を教えてても教科書読まない子
が多い。彼らに言わせると『読んでもわ
からないらしいんです。つまり、学年相
当の国語力が身についていないというコ
ト。
そう言われてみると、やはり国語力か。
小さい頃から英語塾に行かせるよりも、
その辺にある空色の看板の『公文』で
国語力を磨いたほうがいいんじゃない
かな。