恐竜の骨の話

ムカワ竜の化石歯や骨は、保存状態がよければ時を越えて残るものです。

今から15、6年前に鵡川で、頭からけ尻尾まで全身の骨がそろった恐竜化石が見つかりました。

7500万年前のモノです。

ふつうは骨が1個か2個発見されるだけなのですが、このケースは特殊。

海岸近くにいた恐竜が、津波か洪水か何かに巻き込まれて海水に沈んだ。

そして死骸はそのまま海底に埋もれ、全身化石として残り、その後海が隆起して陸になったと推測されています。

陸上なら死骸が食い荒らされてバラバラになっていたはず。

「恐竜は絶滅したのではなくて、鳥に姿を変えて生きているのだ」と言えば、まぁ大人はそんなバカなと思いますが、子どもは”知ってるよ”という顔をします。

小学生向けに書かれた「サバイバルシリーズ」の本にちゃんと書いてあるのです。

あの肉食チラノザウスルには羽毛が生えていたことはわかっているし、カラダの構造も鳥と同じだということもわかっています。

歯や骨を見れば、その時代の生活環境がちょっとだけ想像できるのデス。

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