子供の頃、『何で勉強するんだろう?』
と思っていましたが、今思うのは、勉強
すれば人生の選択肢が増えるし、自分の
向き、不向きがワカル。それに、必ず起
こる人生の困難を乗り越える力も付きま
す。
ワタクシ、人生にムダ無し!と思ってい
て、神社やお寺を観光すると、歴史を知
っていれば、理解が深まるし、国語を
もっと勉強していれば、感謝を伝える時
、今までの人生の中で拾い集めて来た言
葉の中からイイ言葉が引き出せる。
例えば、明治末期、篤姫は江戸城無血開
城して徳川家を守りました。逆に戦国
末期、淀殿は降参すると言う選択をしな
かった為、大坂城を焼かれ、豊臣家は皆
殺しにされました。
篤姫は260年前の淀殿の「大坂夏の陣」
を歴史から学んでいたので、徳川家を守
れたのかもしれません。篤姫は幼少の頃
から水戸家の編集した『大日本史』を好
んで読んでいたとか。
歴史にIFはありませんが、もし、篤姫
が淀殿のような感じだったら徳川家は滅
亡していたかも。歴史を決める転換点に
いる人が知ってるか、知らないかで歴史
は大きく変わってしまう。
ところで、『経験は冷凍保存される』と
いう言葉がありますが、コレ、必要な時
に解凍できるけど、入れてないと何も出
て来ません。まあ、『種まき』みたいな
もので、いつの間にか育って実をつける。
で、良く思うのが、ワクワクした経験を
よく記憶しておくことが大事だというこ
と。
ヒトの脳はどうでもいい、しょうもない
ことは、自動的に削除されてワクワクし
た経験は何度も思い出されるよう脳の深
部(原始脳)の中に保存されています。
脳が楽しいと感じたんでしょう。ちゃん
と大事な所にしまってある。いつでも取
り出せるように。
人生とは自分と同じ価値観があうヒトを
探す旅だと言うヒトがいますが、ある意
味ではホントにそうで、偶然ファースト
ステージの小学校で会えるヒトもいれば
死ぬ間際に会えるヒトもいる。
出会えなければ、本の中に探しに行けば
いい。今ならネットの中にもユ―チュー
ブで発信しておられる方がたくさんおら
れます。そして、いい言葉をひとつひと
つポケットの中に貯めておく。必ず使え
ます。伝えたい人が前に現れればネ。
それにしても、仲間うちで飲み会をした
時に全国の何万とある居酒屋の換気扇か
ら『若い時にもっと勉強しとったらなあ
!』という愚痴がどれだけ吸い込まれて
は消えたいったんでしょうね。