日本人のルーツで、おもしろい話があります。
そもそも日本って国、アジアの吹きだまりでした。
大陸で食い詰めて日本までやって来たけれど、向こう側は太平洋だからもう行くところもない。
行く場所がないもんだから留まった、という人の子孫が日本人です。
たまたま江戸時代に300年間鎖国をしたので日本がふるさとになっただけで、もともと故郷には暮らせなかった人たちの混血集団みたいなところがあって、それが原住民の縄文人と混ざり合った。
大化の改新の頃、日本ではいろんな生活集団があって、対立もしてて、よく聖徳太子が裁判で一度に10人の訴えを聞いたっていう話があります。
けどアレ、10の言語があったからだという説もあって、日本語もその頃生まれたようです。
当時、日本語を学ぶために天皇以下みんなで学習したのが万葉集。
みんなで歌を詠んで日本語が統一されつ、他の言語が消失していったのです。
歴史の事実に照らし合わせてみると、確かにその通りだなぁと思いました。