ヒフと粘膜の話

人のカラダが外界と接する境目にはヒフ
か粘膜があります。ヒフはカラダの外側
を覆う。その役割は外界から異物や病原
体、ウイルスなどの侵入を防ぐことです
。生体の防御反応のひとつです。

ヒフの役割の1つは外界から異物や病原体、ウイルスの侵入を防ぐこと。

もう一つのヒフの役割はカラダの中の水
分の通過を最小限にして、カラダを乾燥
から守ることです。40億年位前、生命は
水のある所で誕生したので、水がなけれ
ば何もできないんですよ。

40億年くらい前、生命は海の中で誕生した。

一方、粘膜は外界との境目ではあります
が、同時にカラダの他の部分との境目で
もあります。例えば、目。まぶたの外側
はヒフですが、眼球に接する側は粘膜で
す。

目は脳の一部で、カラダの外に出張している唯一の器官なので、乾燥させて機能を落とすわけには参りません。

眼球表面も粘膜でお互い接しています。
目の開閉のたびに、眼球上をまぶたが滑
るので、摩擦を減らすために粘膜になっ
ているのです。涙が粘液です。ヒフ同士
がこすれると赤く腫れます。しかし粘膜
は表面に粘液があり、湿っているので摩
擦が少なく、傷つきません。

眼球表面と眼球に接する側は粘膜で覆われており、表面が傷つかないように涙という粘液が分泌します。

今度は口の中を見てみましょう。口の中
が粘膜で覆われているのも、舌や歯ぐき
、唇などがこすれあって傷つかないよう
にする為なんですよ。銀歯の表面もツル
ツルに磨かなければなりません。

粘液にはもう一つ大切な役割があります
。層になっていることで、粘膜に付着す
る異物や病原体をとらえて粘膜内に侵入
させないようにするんです。そして、粘
液内に取り込まれた異物や病原体は、粘
液に含まれる抗体によって、攻撃を受け
、排除されるのです。

粘液内に取り込まれた異物や病原体は粘液に含まれる抗体によって、攻撃を受け排除される。

さらに、粘膜の表面の細胞にはごく小さ
な毛が生えていて、これを動かして、異
物などを粘液ごと、タンや鼻水の中にぶ
ちこんで排除することができます。

粘液内に取り込まれた異物や病原体は、繊毛によって排除される。

でも、こうした粘液の防衛力は、乾燥す
ると失われてしまいます。冬は空気の乾
燥で鼻やのどで感染症が起こりやすくな
るんです。だから外から帰って来たら、
うがいをしてのどを乾燥させないように
するんです。

粘膜の防衛力は、乾燥すると失われてしまう。

うがいをしなかったら、のどの粘膜にあ
る小さな毛がクチャとなって、異物や病
原体を追い出してくれなくなるんですよ
。そうならぬよう、のどを乾燥させない
ように気をつけてね。

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