
中学受験
まるやまファミリー歯科の近所のお子様
達は、中学受験をする子が多いような気
がします。クリスマスが近ずいて来てい
るこの季節、親や子供から何だかピリピ
リ感が伝わって来ます。

クリスマスシーズン
ちまたでは中学受験で特殊な成功例の本
があり、さも誰にでも当てはまるように
話し、それを信じてしまう人達が後を絶
ちません。一人二人の子どもやある家庭
の特殊な事例などが他の大多数の人に当
てはまるわけがありません。直ぐに真似
できる小手先の方法だけを試し、本質を
外している方も沢山おられます。

ある家庭の特殊な事情は参考にはなりますが、当てはまりません。
サッカーにしたって、ピアノにしたって
、将棋にしたって、その子が『上手くな
りたい!』と思ったはずなんです。そう
いう気持ちがあったから、努力が継続し
ます。そこを理解しておかないと、お尻
を叩く親になってしまいます。

サッカーのリフティング『上手くなりたい!』
『勉強しなさい!』と言われるたびに
子供はやる気を失ってしまうのに。

『勉強しなさい!』
まあ、私がいいと思うのは、家庭のリビ
ングに本棚みたいのがあって、ソファー
の上やテーブルに読みかけの本が置いて
あって、気がついたら、父さん、母さん
が本や新聞を読んで、勉強したり、ああ
だ、こうだと議論している。周囲の大人
が楽しそうに勉強していないのに、子供
が勉強するはずがありません。家庭環境
は大切です。

家庭の環境は大切です
親ができる環境作りにはその親の行動も
含まれます。子供は親を見て育つんです
。親にとって最も大切なのは、仕事や努
力をしている背中を子供たちに見せるこ
とです。そうすりゃ、放っておいても、
『勉強でもするか!』と言う気になる。

子供は親の背中を見て育つ
あと、NHKの『ダーウィンが来た!』と
か、7時とか9時のNHKニュースがかかっ
ていれば、もっといい。経験豊富な親の
話が役に立つ。失敗談、成功談、何でも
いい。脱線話、これって意外といいんで
すよ。

でも、私の一押しは受験塾よりも全国ど
こにでもある、あの空色の看板の『公文
』かなあ。幼児とか小学低学年のイメー
ジがあるんだけど、アレいいんですよ。
公文は塾じゃなくて、寺小屋か?

全国どこにでもある空色の『公文』の看板
フツーのおばちゃんが公文の先生なんだ
けど、先生、たいして教えてくれないん
ですよ。訊けば教えてくれるけど。教材
を見ながら考えることを学ぶ。頭の中を
グルグル回わす。

フツーのおばちゃんが『公文』の先生
そういう風にすると、勉強体質や記憶体
質が自然と身に付くんですよ。