レオナルド・ダ・ヴィンチの『学問は1つ』(後半)

      【続きです】

絵とは関係ないんだけど、ちょっと内臓
も見たくなるわけです。『あ~、こうな
っているんだ!』もはや胃とか腸とか絵
に関係なくなるんですよ。面白くなって
興味が湧いて来たもんだから、だってめ
くったら見えるんですから。

まあ、そりゃあ見ますわな。ほら、エロ
雑誌だって、袋とじがあるでしょ。開い
たら見えるんですから。それと一緒です
よ。どうなってるか、気になるじゃない
ですか。

エロ本

またキャンパスに戻って人を描いている
時に『ん?』ってなるわけですよ。する
と人体を開けたくなるわけですよ。馬で
はこうなっているが、どうも人はちょっ
と違うらしいぞ!どこから手に入れたの
か知りませんが、人の遺体を持ってくる
わけですよ。そしてロウソクを立てて切
り刻んでいくんですね。

レオナルド・ダ・ヴィンチは人の遺体を持って来て、ロウソクを立てて切り刻んでいく。  『はは~ん、こうなっているのか!?』

皮を剥ぎ、肉を剥ぎ、骨を見て分解し、
『はは~ん、こういう事か!』と絵を描
くわけですよ。すると大芸術家になり、
医学者になっちゃった。ロウソクを立て
て絵を描いていると、『光って何だ?』
ってなるわけですよ。『影って何?』や
っぱ、絵を描くと光と影がありますよ。

光と影の性質が理解できたら、もっとい
い絵が描けるんじゃないかと思って、ロ
ウソクを立ててロウソクの光がどのよう
に広がって行くのか研究するわけです。
光と影の研究ですよ。もう完全に物理学
者です。夜空を見上げたら、星が出てて
星の動きが気になり始める。天文学者で
す。

そうやっている内に、それぞれの分野で
それなりの業績を残しちゃったんですよ
。彼はただ絵を描きたかっただけなんで
す。絵を描くために必要なことをやった
だけなんです。でも今の基準で評価した
ら、これは何々学れは何々学と分かれて
来るんですよ。

本来、学問は1つなんです。それを便宜上
、分けているだけなんです。枠なんて最
初からないんです。1つできる人は上手
にやれば2つも3つもできちゃうんです
。2足のわらじを履いたらどうのこうの
と言いますけれど、ダ・ヴィンチは1足
のわらじを履いたつもりなんだけど、振
り返ったら100足のわらじを履いていた
みたいな形ですよ。

本来は『学問は1つ』

専門家も必要なんですけど、総合的な物
事の考え方ができる人ももっと大切にな
ってきますし、必要です。学問は1つ。
学問の壁によって、自分の可能性を削っ
てはなりません。

福沢諭吉先生も『学問は全部繋がっておる』と言われておる。

世阿弥も言っています。
『一芸は万芸に通ず』と。
日本人でダ・ヴィンチに対抗できるの
は、空海和尚か平賀源内先生か?!

平賀源内は本草学者、地質学者、蘭学者、医者、殖産事業者、戯作者、発明家、俳人、欄画家など、多彩な顔を持つ。

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