2025年 11月 の投稿一覧

C国の空母『遼寧』が沖縄付近に現れた

防衛省は沖縄本島と南大東島の間の海域
にC国の空母『遼寧』からJ-15戦闘機が
発着しているのをレーダーで見つけまし
た。日本の航空自衛隊のF‐15戦闘機も
J-15戦闘機からレーダー照射を食らった
。C国共産党は高市首相の『台湾有事の
際』の国会答弁に不満を表しているよう
です。

C国共産党

高市首相

C国で偉い順は
C国共産党➡人民解放軍➡憲法➡政府の
順。C国共産党直属に人民解放軍がある。
政府は弱いので人民解放軍に案件を上げ
られない。日本みたいに防衛省と外務省
が並んであるわけじゃありませんからね
え。でも指示しているのは習○平氏。

人民解放軍

C国には『遼寧』『福建』『山東』の3隻の
空母があって、軍事作戦・訓練・整備の
ローテーションが組めるんです。1隻がど
こかに行って何かをやっている時、残り
の2隻は訓練したり、空母の整備に当て
られるんです。今回は補給船が一緒に行
動していないので、『遼寧』は燃料の切
れる10日前後でどっかへ行くんじゃない
かな?

中国空母『遼寧(りょうねい)』

中国空母『山東』

中国空母『福建』

まあ、C国って国、何かスゴイ技術持っ
ていそうで、全然ダメなところがありま
すからねえ。だって、もともと『遼寧』
なんて、あれ、ウクライナの軍艦のポン
コツ買って来て、レストラン船にすると
か何とか言っちゃって、ウソついて買っ
て来て、自分たちのエンジン付けようと
したら、全然使い勝手が悪くて、しょう
がないから外国製のエンジン持って来て
造ったというのが、最初の空母『遼寧』
だったわけですよ。

ウクライナのポンコツ軍艦をレストラン船にすると言って、中国の民間のペーパーカンパニーが購入し、やがてその会社が消えて、中國がそれを没収し、このレストラン船を他の船に造り変えてはいけませんという契約が無くなり、中国共産党はこの船を6年かけて空母『遼寧』に改造した。

まあ、トップのC国共産党がそんなこと
するから、皆んなが皆んなそうじゃない
けど、人民もあんな感じなのかなあと思
う。
子を見ればどんな親に育てられたか分か
りますからねえ。

 

 

本を読みましょう

 

努力する環境が出来てるのに、努力しな
い子がいます。本人の問題?環境が整っ
ているのにそれに胡坐(あぐら)をかいて
、勉強しない子がいます。恵まれ過ぎて
いるのです。

環境が整っているのに勉強をしない子がいます。恵まれ過ぎているのです。

自分が頑張らなくても、親が何とかして
くれると思っているような子の場合、な
かなか自分から勉強しようとはしません
。実際『親がカネを残してくれると思い
ます。』と言う子もいます。カンキョウが
良すぎるんです。そうなると残念ながら
、誰が何と言おうとやる気にはなりませ
ん。

『やる気が起こりましぇーん!』

ドリル的な勉強をしても力がつかない子
もいます。そもそも文章を読んで理解で
きる力のない子の場合、いくらドリル的
な勉強をしたとしても、成績を上げるこ
とは難しいんですよ。問題のイミがわか
らないのです。

ドリル的な勉強をしても力のつかない子もいる

子供に本を読ませたい。でも読まない。
ならどうするか?いろいろ工夫をしなけ
ればいけませんな。まず家の中に本棚を
置く。手元に本がある状態を作っておか
ねばなりません。目の見える場所に本が
ないのにワザワザ本を読もうという気に
はなりませんよ。

家の中に本棚を置く

次に大切なことは大人が本を読む姿勢を
見せる。子供に『本を読みなさい!』じ
ゃなくて、『親も本を読んでるんだな!』
と少なくても感じているし、実際に読ん
でいる姿を見せるのも印象に残ります。
新聞であれ、本であれ、大人が読んでい
ない家庭では子供も読みません。

大人が本を読んでいると、子供も本を読む

文章を読む力がないと、社会に出てから
も困りますし、そもそも読めない人が深
く考えることなどできるわけがありませ
ん。物事を論理的に考える為には仮説を
立て、資料を読み、検証することが必要

勉強すれば物事を論理的に考えれるようになる

論理的に考えない人の場合、感性だけ
で生きることになります。

『ガンバレよ』は上の立場の人が下の立場の人に言う言葉

先生が生徒に『ガンバレよ』と言う。
上司が部下に『ガンバレよ』と言葉をか
ける。『ガンバレよ!』は上の立場の人
が下の立場の人に言う言葉です。
子供が親と対等にみている家庭の場合、
上から目線で子供が親にそう言われると
、多少反発を招くものです。

『元気か?』

じゃあ何と言ったらいいか?ワタクシだ
ったら、『元気か?』とか『カゼをひい
てないか?』とか『大丈夫か?』とか
『ちゃんと眠れたか?』といったような
クッション言葉を使う。まずはリラック
スさせないとダメなんですよ。その為に
潤滑剤となる言葉を使う。

『大丈夫?』

親子でも同じ。大切なのは、ガンバレ的
な言葉を使うよりも、相手をねぎらうよ
うな言葉や相手の健康を気ずかうような
言葉なんです。すると家庭がとても穏や
かになる。

『カゼひいてないか?』

子供が小学校の時に一緒に勉強した親は
たくさんいらっしゃると思いますが、子
供たちが自我を持ち、自分は自分だとい
う感覚を持つようになると、あとはコミ
ュニケーションを取りながらも、あまり
深入りしない。

リビングで親子それぞれ、勉強して過ごした

そして親も自分の人生をしっかりと努力
して生き、自分のレベルを上げようとし
ている姿を見せることこそ、親の役割だ
と思うんですよ。子供たちはお口巾着し
て、しっかりと親の背中を見てます。

鼻水の正体

『昨日から鼻水が止まらない』とうち
のスタッフが言っておりました。
『カゼ?』鼻をかんでもかんでも鼻水は
次から次へと出て来る。一体どこから出
て来るのか?これは耳鼻科の先生の領域
なんだけど、まあ、口の中と鼻の中は繋
がっていることだし、まあいいか。

鼻の中はチョット濡れている『粘膜』と
いうもので覆われています。ここは常に
湿っている必要があって、そのために粘
膜から染み出した分泌液が鼻水。何で湿
っている必要があるのかと言うと、乾い
た空気をそのまま吸うとカラダのなかの
水分が奪われてしまうんですよ。そうす
ると細菌やウイルスがカラダの中に入っ
て来やすくなる。

鼻の中はちょっと濡れた粘膜で覆われています

鼻の中には線毛という細かいトゲトゲが
あって、細菌などカラダの中で悪さをす
るものを捕らえて鼻水と一緒に外へ出し
ているんですよ。で、鼻水がたくさん出
る時って言うのは、線毛がウイルスや細
菌がカラダの中へ入って来たことに気ず
いて、カラダの中から外へ追い出そうと
している時なんです。まあ、ファースト
ステージが始まりましたよ、っていうイ
メージです。カラダの中で悪いモノと戦
っているってこと。

線毛が、ウイルスや細菌がカラダの中に侵入して来たことに気づき、カラダの中から外に追い出そうとしている。

で、鼻水って透明な時もあれば、黄色や
緑色っぽいこともあるんだけど、昔よく
公園などで、黄色っ鼻をズルズル垂らし
た鼻垂れ小僧たちが遊んでいました。そ
ういう子供達って意外と元気なんですよ

昔、公園で黄っ鼻をズルズル垂らしながら遊んでいる子供をよく見かけた。

『オメー、風邪ひいているだろう!』
と言っても、鼻ズルズルして
『ひいてねえよ!』
って言うんですよ。
『ひいてるじゃねえか!』。

鼻水だけで悪いモノを追い出す時は透明
になる。鼻水が黄色や緑色っぽいのは
『白血球』がウイルスや細菌を見つけて
攻撃し、追い出そうして戦っている時で
す。白血球も戦死するんですよ。その死
骸が鼻水に混じると鼻水は黄色や緑色っ
ぽくなる。

白血球が細菌・ウイルスを見つけて攻撃します

鼻水が多くなったら、何者かが鼻を通じ
てカラダの中に侵入しようとしているっ
てことです。まあ鼻水が出るのはカラダ
が頑張ってくれていると思えばいい。

日本が建国した頃はまだ文字がなかった

アメリカの建国年は独立宣言した1776年
です。フランスの建国年は人権宣言した
1789年。まあ、ついこの間の話なんです
。じゃあ、日本は?日本と言う国は現存
する世界193ヶ国のうちで世界最古の国
家なんですよ。

アメリカは独立宣言が建国の年(1776年)

フランスは人権宣言が建国の年(1789年)

日本書紀によれば、西暦で言うと紀元前
660年ですから、今から2685年前の話で
す。歴史学者や考古学者によると、『そん
なに古くはねよ』と言う意見があります
が、でも最も短く見立てても、2000年前
なんですよ。

日本は今から2000年以上前に建国された

2000年前、大和朝廷の前身となるヤマト
王権が成立したと言うのは、ほとんど誰
も批判できないんですよ。それが今の日
本に繋がっていますから。だから少なく
とも2000年前までには日本は建国しまし
た。

じゃあ、どのようにして日本が建国した
のかと言うのは、実はよく分かっていな
いんですよ。何でかと言うと、困った事
が1つありまして、今から2000年前の日
本の建国は、『文字』のない時代の出来
事だったんです。

『文字』の無い時代に日本は建国された

最初の初代天皇が神武天皇だと言います
が、もし神武天皇の即位式で何年何月何
日にどこで即位式をやって、その時の参
列者の名前が出てきたら、それ全部ウソ
です。だって、文字のない頃の出来事で
すから分かるわけがありません。

神武天皇の即位式には文字がなかったので、いつ、誰がどこでどんなことをやったのか分かりません。文字がなかったですから。

文字のない時代はまず、固有名詞があり
ません。あと日付けも伝わらないんです
。あと地名も出てきません。文字がない
んですから。何年何月何日というのは文
字があって初めて言えることですからね
。考古学者だって100年、1000年、万年
単位ぐらいでしかモノがいえないんです
よ。

日本は文字のない時代でした

ただ日本に文字がない時代でしたけど、
お隣の中国側の当時の支那王朝には文字
があって、彼らは国の公式記録を文字で
記していたんですよ。そしたら日本と外
交関係を結んでいた記録もあるわけです
。ということは当時の日本には国家があ
ったわけです。

お隣の志那王朝の文字?日本のことが書いてあった。

それから巨大古墳。こんなの一般の人が
入るわけがありません。葬られたひとは
どんな人かと言うと王なわけですよ。そ
れもただの王じゃなくて、後々天皇と呼
ばれるようになる大王ですよ。

3世紀に突如、巨大古墳が現れた。大王のいた証拠。

4世紀に関しては日本国内に文字がある
んだけど、よその国から持って来たもの
に文字が書かれているんです。例えば百
済の王が日本の天皇に贈った剣があって
、その剣に文字が書かれているんですよ
。日本国内で明らかに文字が作られたと
分かっているのは5世紀なんです。

4世紀に百済が日本の王に贈ったらしい七支刀

ちなみに建国が2番目に古い国はイギリ
スで約1000年前、3番目は約950年前の
デンマークです。

イギリスは約1000年前に建国した

北欧のパリと呼ばれるデンマークは約950年前に建国された、

②免疫細胞はアレルギーの原因の1つの花粉を、寄生虫と勘違いしたらしい

イギリスの科学雑誌『ネイチャー』に載って忙しくなった茂呂さん

      【続きです】

茂呂さんたちが、この細胞を見つけるま
では、自然免疫というのはマクロファー
ジとか樹状細胞という大きな免疫細胞が
食べるというお仕事をするのが、自然免
疫だと言う風に思われていました。でも
、『ILC2』は食べない細胞だった。

それまで、自然免疫は食べる細胞だと考えられていましたが、茂呂さんの見つけた自然免疫『ILC2』は食べない細胞だった。

従来の認識は『自然免疫は食べるのが仕
事』。新たな認識は『自然免疫にも指令
を出す系統がいる』。アレルギーの世界
では獲得免疫が主役で自然免疫はワキ役
だと考えられて来ました。

アレルギーと言う病気自体が杉や食べ物
にしろ、間違って認識するのは獲得免疫
だけなので、自然免疫というものは抗原
(アレルギーの原因)を間違って認識でき
ないので、あんまり関係ないだろうと考
えられて来ました。自然免疫も主役の1
つであったということです。

寄生虫がいる時に『ILC2』がドンドン
活性化してくれて、粘液を出すってこと
は、寄生虫を排除するためにはとてもい
い事ですが、これがですね、同じメカニ
ズムが花粉のようなアレルゲン(原因物
質)が入って来た時も、粘液を増やすこと
が起きていたんですよ。

寄生虫の代わりに花粉が入って来ても自然免疫『ILC2』は寄生虫と勘違いして、せっせと粘液を増やすんですよ。

まさに『ILC2』はカラダの粘液に侵入し
てきたものが、寄生虫でなく、花粉の場
合も、その刺激によって危険シグナル
『IL‐33』が放出されると自動的に活性化
。寄生虫侵入と同じ状況を作ってしまい
花粉を追い出すために、せっせと粘液を
増やす。これがアレルギー反応となって
現れるのだ。

寄生虫の代わりに花粉が来ても、『寄生虫が来やがった!』と勘違いして、寄生虫を体外に追い出すために、せっせと粘液を増やすんですよ。

相手が何か明確にわかってないのに危険
信号を受け取っちゃいますからね。まあ
、それが自然免疫のおバカさんなところ
です。

『寄生虫か何か知らないけど、何かが来たので何とかしなくちゃ!』と思って、粘液を増して体外に追い出す。

『ILC2』というう細胞は『I‐L33』が出
てくると、『あっ、何かしなくちゃ!』と
いうことで、鼻水とか咳とか痰とかが出
て来る。まあ、清潔な環境に少なくとも
免疫はついって行ってない。

免疫は清潔な環境には少なくともついって行ってない。

有名な論文だと、牧場で牛とか馬とか草
原もあって、そういう所で育った子とい
うのはアレルギー疾患の発症率が物凄く
低いってのはどの国でも言われているこ
とです。

牧場や不衛生な環境で育った子供たちはどこの国でもアレルギーの発生率がもの凄く低いんです。

まあ、アレルギーになりにくい体質って
のは、子供の時にきちんとかかるべき病
気にかかったトカ、そういうことなんで
すよ。

子供時代にきちんとかかるべき病気にかかった子はアレルギー疾患になりにくいんですよ。

       おしまい

①免疫細胞はアレルギーの原因の1つの花粉を、寄生虫と勘違いしたらしい

茂呂和世先生

茂呂和世先生(大阪大学大学院医学系
研究科教授)という方がいます。この先
生、今から15年前、マウスの腸内の脂
肪組織を観察していたら、不思議なモノ
を見つけたんですよ。『あれっ?これ何
だろう!』『何でいるの?』腸の脂肪組
織に何故か脂肪以外のものが点在してい
たんですよ。その1個を拡大してみると、
無数のリンパ球でした。

脂肪組織に無数のリンパ球が点在していた

この当時、カラダの端っこの脂肪組織に
リンパ球がいるとは誰も考えてもいなか
った。でも、こんな小さなリンパ球だが
何かしているハズだと思って、中にいる
細胞をよ~く観察してやろうと思った。
そしたら、驚いたことに、その細胞は寄
生虫対策の為の自然免疫の新種のリンパ
球であることがわかったんですよ。

青いのがリンパ球、ピンク色は血管

で、その細胞は2型自然リンパ球、略し
て『ILC2』と名ずけられました。この
『ILC2』こそが正体なきアレルギー反応
を引き起こす犯人であることを、茂呂先
生は明らかにしたんです。

2型自然リンパ球『ILC2』

寄生虫の多くは腸に侵入して来る。その
ため、『ILC2』は腸の壁の内側で待ち構
えている。その攻撃も複雑で精密だ。

2型自然リンパ球の『ILC2』は腸の壁の内側で待ち構えている

寄生虫によって腸の細胞が壊されると、
全身に危機を伝えるシグナル『IL‐33』
が放出される。それによって、『ILC2』
は活性化され、自らもメッセージ物質
を分泌し、寄生虫撃退の専門部隊の
『好酸球』を呼び寄せる。

『ILC2』は『好酸球』を呼び寄せる

集まった好酸球は攻撃物質を分泌して寄
生虫を弱らせる。続いて『ILC2』は別の
メッセージ物質を分泌して、粘膜の粘液
の量を増やす。これによって、弱った寄
生虫を体外に追い出すのだ。

『ILC2』は別のメッセージ物質を分泌し、粘膜の粘液の量を増やし、寄生虫を対外に追い出す

かつては日常生活の中で寄生虫に感染す
るリスクと隣り合わせでした。その中で
、『ILC2』は正しく攻撃できるように訓
練されていた。ところが生活が豊かにな
り清潔になったことで、『ILC2』が訓練
される機会が減ってしまったんですよ。

生活が便利で清潔になったことで、『ILC2』が訓練される機会が減ってしまった。

『ILC2』は宿主を助けたい気持ちで頑張
っていて、文明が進んでキレイになった
ことを免疫細胞自身は気ずいてなくて、
おそらく花粉などを寄生虫かな?くらい
の感じでアレルゲン(抗原)に反応するよ
うな悲しい結果になっている。

英国の科学雑誌『ネイチャー』に取り上げられるまでは、誰もが茂呂さんの研究に無関心でしたが、『ネイチャー』に取り上げられた途端、茂呂さんの周りは急に忙しくなった。

この寄生虫が来たわけでもないのに、免
疫が反応してしまう仕組みを明らかにし
た茂呂さんの研究は世界的な科学雑誌
『ネイチャー』に掲載されるとともに、
自然免疫に対する認識を180度変える大
発見になったんですよ。

科学雑誌『ネイチャー』に載った翌年から身の周りが忙しくなりました。

学会でポスター発表しても、ほとんどが
素通りで、身内しか見に来ない感じだっ
たんですけど、『ネイチャー』に載った途
端、翌年の免疫学会では群がる群衆を前
に説明するようになり、『いやあ、素晴ら
しい研究ですね。』 と皆んなから言われ
ました。

『私のポスター発表には身内以外は誰も来なかったくせに!』『誰も素晴らしいなんて言ってくれなかったくせに!』

私はずっとこの素晴らしい研究に取り組
んで来たのに、誰も素晴らしいなんて言
ってくれなかったくせに!と思いました
。 世の中の人というのは自分の意見で動
いているのではなくて、『どうやらこれ、
素晴らしいらしいよ!』っていう目線で
物事を見ているのかなあと思いました。

       【続く】

 

 

小学生の能力(後半)

 

小学生の時には頭がイイかどうか認識できる手段があまりない。

   【続きです】

九九を暗記しましょうという時も4月生
まれの子がガンガン暗記しているんだけ
ど、3月生まれの子は暗記が悪いので、
みんなが七の段を覚えているのに、まだ
三の段を覚えたりしている。
だから、『ボク、勉強ダメなんだ!』と
思い込んじゃう。

3月生まれの子は、まだ三の段を覚えている

運動するにしても、筋肉の成長って、や
っぱり、1年間回っている方が、筋肉付
いているので、運動も劣ってしまうと
負け癖がついちゃうんですよ。オレは
運動も不得意だし、勉強も不得意だと
思っているから、運動もやらないし、
勉強もやらなくなちゃうんですよ。

4月生まれの子は、もう七の段を覚えている。

結果として、運動の才能とか勉強の才能
があったとしても、小学校のレベルの勉
強だとその才能が外に出てることはほぼ
ないんです。

九九の暗記ってフツーの子だったら、誰
だって出来ます。でもそれくらいしか頭
の良さを確認する手段は小学校の時には
ないので、ホントに頭が良いかどうかと
いう認識が出来る機会って、小学生の内
はほぼないんです。

小学校の時には頭の良さを確認する手段は算数くらいしかないので、ホントに頭がいいかどうかはわからない。

認識しないまま、中学、高校になり、頭
が良い子でありながら、頭が良いと思い
込むことができなくて、なぜか不遇にな
ったりするので、3月生まれの子は早合
点しない方がイイですよ。あと4月生ま
れは気が付かない方が良いんですよ。

何も考えずに、自分は頭がイイと思っていたほうが幸せ。

『オレ、4月生まれだから、頭いいんだ
!』とか『4月生まれだから、運動出来
るんだ!』って、思っちゃうと、自分の
自信の源が崩れちゃうので、やっぱり気
ずかない方がイイ。

暗記力だけじゃなくて、思考力が試される将棋

本当に頭がイイかどうか知るには、時空
を超えた『将棋』みたいな遊び、まあ
暗記力だけじゃなくて、思考力で勝負で
きるもので、試してみるのもイイかも。

ワタクシには、そのくらいしか思いつか
ないなあ。

      おしまい

小学生の能力(前半)

小学校の低学年のクラスには、早生まれ
の子と、遅生まれの子が混じってて、
まだまだ能力に差があるって話です。

野球の選手の4月生まれ率はかなり高い
んですよ。

野球選手は4月生まれの子が多い

結局、子供の頃って、1年の差がすごく
デカイ。例えば、1歳と1歳12か月の子
供って、倍違うでしょ。でも、たまたま
数日違いで、同じ学年にされちゃう。

4月生まれの子は九九で、七の段を暗記しているのに、3月生まれの子は四の段が精一杯。

1年間のアドバンテージがあるので、その
運動系においては、4月生まれの子って
運動の性能がいいんですよ。ただそれは
、筋肉を鍛えて育ったからで、ホントに
優秀かどうかは別なんですけど、4月生
まれで足が速いと運動が得意だと本人が
思い込むんですよ。勉強も得意になっち
ゃう。

4月生まれの子は能力の差が大きい

3月に生まれた子って、1年分ずれてい
るワケだから、掛け算を覚えましょう
という時も、1年脳が発達した子と、
1年脳の発達が足りない子で、やはり
4月生まれの子の方が暗記とか九九と
か覚えやすいんですよ。

3月生まれの子は4月生まれの子より運動能力・勉強能力が足りない

なので、4月生まれって、『オレ、勉強
できるかも』『オレ、運動できるかも』
って思い込んじゃうんです。

人の思い込みって、結構重要で、思い込
んでいると、できると思うからやるんで
す。オレ、勉強できるからやる。勉強で
きると思ってやっているから、結果とし
て勉強しているので良い点数を取れる。
オレ、頭イイかも。

『オレ、頭イイかも』『オレ、運動神経イイかも』

12か月遅れちゃった子供の場合って、
まず、勉強が理解できない。
『あっ、ボク勉強が苦手だ!』
『オレ、頭悪いんだ!』
となるので、勉強が得意と思える機会が
少ないんですよ。

3月生まれの子はは『オレ、頭悪いんだ!』と思い込んでしまいがち。でも違うんですよ。

       【続く】

旧小別沢トンネル・かつて北海道最恐と呼ばれるトンネルだった。

クマの話題が尽きません。クマは里山を
人間界との緩衝地帯として生活していま
す。先日、道新を読んでいたら、小別沢
の話が出ていました。小別沢と言ったら
、クマの棲む山があって、里山の小別沢
があって、市街地・西野があります。今
回はクマの話ではなくて、もっと気持ち
悪くて怖い話です。

上に見えるのは中央区の三角山。その向こうが琴似。中心が里山の小別沢で、左が西野。

ワタクシが札幌に来た頃は『平和の滝』
『西岡水源地』『小別沢トンネル』が札
幌の『三大心霊スポット』と言われ、こ
れらの3カ所ではウソか真か幽霊を目撃
しただの、心霊写真が撮れただのといっ
た話が多く聞かれ、若者たち『肝だめし
』で訪れる定番スポットでもありました
。ワタクシは怖すぎて行ったことがあり
ません。

左から西野・小別沢(トンネル)・中央区宮の森

ところが、現在の小別沢トンネルは心霊
スポットらしい陰湿な雰囲気はほとんど
ありません。平成15年に隣に新しく造り
直され、かなり明るい雰囲気のトンネル
になったからです。

心霊スポット

旧小別沢トンネルは1929年頃完成。以前
の小別沢は札幌中心地への往来に2時間
以上も山道を歩かなければなりらないほ
どの僻地であったことから、同集落の住
民たちが強力しあって、手掘りで貫通さ
せた総延長100メートル強のトンネルで
した。

小別沢トンネルの開通(昭和3年)

さすがに岩肌むき出しじゃどうかという
ことで、コンクリートに吹き付けてある
けれど、凹凸までは隠しきれない。そし
て照明は裸電球などと昭和の初期の匂い
がプンプン。

天井には裸電球。そして凹凸の壁。

自動車なんて殆んどなかった頃のトンネ
ルだから、すれ違いもデキナイ。信号に
よる交互通行で対応していました。
幅2,2m以下、車高2,4m以下の制約。
西区と中央区のバイパス要素も高いこと
から渋滞も激しく、これじゃいかん!と
いうことと、老朽化!ということで新ト
ンネルに移行したんです。あまり気持ち
のいいトンネルじゃありませんでしたか
らねえ。

左が新トンネル。右は旧トンネルに続く。

幽霊を見た!壁に赤い人型が浮かび上が
っていた!霊感の強い人ならお連れにな
ってしまうとか、突然クルマの調子がお
かしくなったとか、トンネルを抜けたら
何事もなく復帰したとか。北海道最恐ト
ンネルと呼ばれるのも納得です。

オバケのQ太朗・幽霊は頭の中に棲んでいる?

『心霊スポット』という字から考えれば
幽霊は心の中、つまりその人の頭の中に
あるということになる。
つまり幽霊は頭の中に棲んでいるのだ。

心霊スポット・旧小別沢トンネル

何やらトンネルの近くにこんなものが・・・

ちなみに新しいトンネルが出来たので、
古いトンネルは中に入ることは可能です
が、途中で埋められています。何で埋め
られたのか知らないけれど、そっちの方
が怖い。

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