①将棋編(第21回トリプルアイズ杯・こんな感じです)

9月のトリプルアイズ杯(全国大学対抗将棋大会)

今年もトリプルアイズ杯(全国大学対抗
将棋大会)が始まりました。この大会は
5人制の将棋の団体戦で、全国を8つのブ
ロックに分け、その代表校10校が総当た
りリーグ方式で対戦します。

地区代表校10校の総当たりリーグ戦

団体戦だから、3つ取ったら勝ち。この
大会はクリスマスイブにある全国大学将
棋王座決定戦(7人制)と共に学生の将棋愛
好家にとって、互いに切磋琢磨し、情報
交換ができる貴重な場となっています。
5人制のトリプルアイズ杯は各大学の強豪
上位5人が出て来るので、7人制に比べる
と、なかなか勝てません。

今年(2025年)の地区代表校です。

北海道地区代表:北大
東北地区:東北大
関東地区代表:①慶応大②東大
北信越地区:金沢大
中部地区:静岡大
関西地区:①立命館大②京大
中国四国地区:岡山大
九州地区:九大

団体戦で5人中3人勝てば、その大学の勝ち

この全国大学将棋大会の面白い所は、各
大学のチーム担当が生の実況中継してく
れる所です。将棋と言う競技上、対戦者
の頭の中は見えませんので、動かした駒
を見て、各大学の担当者が母校の側から
、それぞれ自分の知識・経験をふまえな
がら、順次ツイッターで解説していくん
です。涙あり笑いありの応援実況中継。

それを見ながら、全国の将棋愛好家や父
兄の皆さんは一喜一憂するんですよ。ワ
タクシもその関係者の一人ですので、た
いして将棋の知識はないものの、学生た
ちの四角いジャングルの上での真剣勝負
を楽しませて頂きました。学生たちの生
の実況中継が、また面白いんです。実況
中継はこんな感じ。

各大学将棋部の実況中継に熱が入る

○囲いは天守閣VS木村美濃
○お相手が早めに6玉に銀を繰り出して
 来た。既にあまり見たことのない形
 になっている。
○角金交換で瞬間駒損も楽しそうな攻め
○何か、難しそうな局面になっている。

○自玉がかなり危ない。逆転されてしま
 ったかも。
○難解すぎる。主将なら何とかしてくれ
 る。形勢不明。
○急に持ち直した様に見える。逆転して
 るかも。
○いい粘りを見せている。まだまだこれ
 から、これから。

○確実にチャンスが来ている。ものにで
 きるか?
○負け。相手の穴熊が遠かった。
○勝ち。現在3ー1です。
○難しさのあまり実況を放棄している間
 に勝った。さすが、先生。
○この囲い、専門外なんで私にはワカリ
 マセン。

各大学の選手の紹介も楽しめます。

○終盤の切れ味は抜群。性格も棋風もメ
 ガネも曲がっているので、まずはメガ
 ネから直そう!

○強いとは分かっていたが、ここまでと
 は・・・。
○笑い方は『ウッヒャッヒャッ!』
と高笑い。もっと静かに指してくれ。

『ウッヒャッヒャッ!ウッヒャッヒャッ!』

○実況にも書いたが、詰め将棋しか将棋
 の勉強をしないので、もうそろそろ、
 序盤の勉強をして欲しいところだ。

○昨年は学生王座を勝ち取り、また王座
戦で全勝するなど実績多数。対戦相手も
それを学習したのか、今大会は逆転負け
で散々だ!

○将棋部屋に棲んでいるのではないかと
 疑うほどの将棋オタクである。

○将棋だけでなく、書道・茶道・華道な
 ど何でもできるスゴイ人。だが、真顔
 でコワイ冗談を言うのだけはやめてく
 れ!

        【続く】

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