
賢い子は『1を聞いて10を知る』
耳から何やら入力されると、脳の中で
グルグル回って行動か何かを起こす。
これが出力。人の行動を数学の式で説
明することができます。理詰めが大好
きマニア向けの話です。複雑なことは抜
きにして単純に考えればこうなる。

頭の中に入力すると、脳の中をグルグル回って何かが出て来る。
よく賢い子は「1を聞いて10を知る」
と言いますが、まぁホントに羨ましい
限りですが、これは中学1年生で習う
数学の1次関数で説明できます。
それが、y=ax。
aは係数といって、こちらで自由に決め
られます。

賢い子は『1を聞いて10を知る』
例えばさっきの「1を聞いて・・・」
は、aを10に決めると、y=10x。
xを1にすると、y=10だから「1を
入れたら10がでてきた」ということに
なる。まさに1を聞いて10を知る。

中学校で習う一次関数
そう考えると思い当たる節がある。
うちのチビスケがまだ中学生だった頃、
家では朝ゴミ当番なのですが、いつも忘
れて、あるいはやる気がないのか、もし
くは本質ではないと考えているのか知ら
ないけれど、とにかくゴミなんか何の其
、ゴミを出さずにサッサと学校へ行って
しまう。

ゴミを出さずにサッサと学校に行ってしまう
ということは、aはゼロなわけだ。
y=0x。
xに100を入れても1000を入れても
どんな数字を入れても出てくるyはゼロ
。どんな数字をインプットしようが、ア
ウトプットはゼロ。だから何度ガミガミ
言っても係数が0だから何も出て来やし
ない。行動はゼロ。どおりでゴミを出さ
ないワケだ。

ゴミを出さない子 a=0です。
a=0は、「聞いていない」係数に違い
ありません。