
先生、昔の通りに紙の教科書を持ち板書する。
先生が板書する。それを生徒がノートと
る。教科書を開く、そこを見る、線を引
く。これで記憶が定着していく。

以前はデジタル教科書で授業をしていました。
ある小学校の先生が6年生の授業をしま
した。この先生、今でこそ紙で授業をし
てますけど、以前はデジタル教科書で授
業をしていました。そしたら端末操作で
つまずく生徒も目立ち、授業がスムーズ
に進まないことがありました。

デジタル端末を使ったら、授業がスムーズに進まなかった。
『は~い、じゃあiPad開いて下さ~い!
』とか言って、
『先生!電源が入りません!』とか
『通信、つながりません!』とか
『バッテリー、切れました!』

『先生!電源が入りません。』『バッテリー切れました!』
『フリーズしてま~す!』とか40人一斉
に立ち上げたら、一人や二人フリーズし
てもおかしくありませんよ。

『フリーズしてま~す!』
『パスワード、忘れました!』とかいち
いち中断。
『あっ!落としました。割れちゃいまし
た。』
『先生!オガワ君がYouTube見てま~す』

『先生!オガワ君がYouTube見てま~す!』
いろいろ起きるワケですよ。これ、紙だ
ったら、『ハイ、教科書、何ページ開い
て!』『先生、そのページありません!』
とか『教科書、開けません!』とかない
じゃありませんか。一人でもいたら、授
業が止まっちゃいますからね。
だから実際そういう端末で授業してみた
けど、よく中断して
『ああ、こりゃダメだ!紙がいい!鉛筆
がいい!』ってふうに考えを変えたワケ
です。現場のセンセがやってみて、やっ
ぱダメだ!と紙の授業に戻ったワケです
。

『ああ、こりゃ、ダメだ!紙がいい。鉛筆がいい!』
ほら、中国でね、EV車買った人と一緒
ですよ。みんなほとんど後悔して、もう
二度と買わねぇって言ってるワケですか
ら、実際使った人がどう思っているかが
大切なんですよ。

中国ではEV車買った人が後悔して二度と買わねぇと言ってるのと同じです。
デジタル先進国だったフィンランドがデ
ジタル教科書を使ったら、子供たちの能
力がバク落ちで、デジタル教科書から紙
の教科書に戻したって言うじゃありませ
んか。

デジタル先進国のフィンランドがデジタル教科書を使ったら、子供たちの能力がバク落ちで、紙の教科書に戻した。
デジタル教科書を使って、成績が上がる
って調査はほぼ皆無なんですよ。