
戦闘機が150機以上ある
【続きです】
アメリカの第7艦隊の構成が、これまた
スゴイんですよ。
前方展開する原子力空母(ドナルド・
レーガン)が1隻。
イージス巡洋艦が4隻。
イージス駆逐艦8隻。
揚陸艦4隻。
掃海艦4隻。
原子力潜水艦3隻。
そして戦闘機150機以上。
兵士2万人(沖縄基地より派遣)。
これらで、空母打撃群を形成します。

沖縄基地から兵士、2万人派遣

原子力空母(ロナルド・レーガン)
上陸作戦をする時は佐世保から揚陸艦が
加わります。そして、駆逐艦などが護衛
船として加わります。そして、沖縄に配
備されている数千人の海兵隊員が乗り込
み、遠征打撃群が編成されます。

上陸作戦をする時は強襲揚陸艦(佐世保)
まだまだあります。潜水艦部隊はグアム
を拠点に3隻。定期的に東太平洋を担当
する第3艦隊から25隻ほどの艦艇が派遣
され、第7艦隊の指揮下で活動します。
言えばキリがないのですが・・・。

原子力潜水艦
そしてアメリカは世界中に海軍を展開し
ていて、24時間以内に世界中のどこから
でも攻撃が可能な体制をとっています。
と言うのも、アメリカ海軍には7つの艦
隊があって、

アメリカ海軍の7つの艦隊
第1艦隊は欠番。
第2艦隊は担当が北西大西洋。
第3艦隊は東太平洋。
第4艦隊は中南米海域。
第5艦隊はアラビア海。
第6艦隊は東大西洋・地中海。
そして第7艦隊が西太平洋・インド洋。
あと、所属艦隊を持たないサイバー戦部
隊というのがあって、それが第10艦隊。
アメリカは世界の警察だ!と言ってます
から、同盟国として味方につけると心強
いんですよ。
第7艦隊は有事の時だけじゃなく、2004
年に起きたスマトラ沖地震、2011年の東
日本大震災においても、災害派遣任務と
して、人命救助や物資の輸送などの人道
支援なんかも行っているんです。

空母から戦闘機を飛ばす
この前、第7艦隊はアメリカ海軍の指揮
のもと、フィリピン沖で中国が実効支配
した人工島の12カイリ以内を無言で通行
するなど、中国にプレッシャーをかける
自由作戦なんかもを実施していました。
おしまい