森林が失われると水蒸気が減り、雨が減る

マレーシアのボルネオ島

地球の表面の70%は海。この大量の水
が生命をはぐくんで来ました。でも近年
、その水のバランスが崩れています。
地球の水は、太陽によって温められた海
の水が水蒸気となり、それが雨となって
陸に戻る。陸地に降った雨は川や地下水
となって、再び海に運ばれることで一巡
りするとされています。

水の循環

森林と水蒸気の関係を調べている人がい
て、森林が失われると、それに合わせて
雨が減るということがわかりました。空
気の動き自体も変えてしまう。その顕著
な例がボルネオ島。ボルネオ島では40年
間で森林面積がおよそ3分の2に減少。そ
れと共に年間降水量が徐々に減って来た

大量の水蒸気を与えられた大気は上昇し、すると周囲から水蒸気を引き込みやすくなる。

森林は樹木の葉から水蒸気を出すだけじ
ゃなく、受けた雨を蒸発させることでも
水蒸気を大量に放出しているんですよ。
大量の水蒸気を与えられた大気は上昇す
る。すると周囲から水蒸気を引き込みや
すくなり、その水蒸気が雲を作って雨を
降らせるメカニズム。

水蒸気が雲を作って、雨を降らせるシステム。

森林がなくなると、空気の流れがなくな
る為、雲が出来ず、雨が降らなくなる。
森林はこの水蒸気のバランスをうまくと
る機能があるんですよ。

森林がなくなると、空気の流れがなくなる為、雲ができず、雨が降らなくなる。(オガワメモ)

 

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