先日、うちの奥さんが、知人の『キミち
ゃん』の猛烈なラブコールを受け、20年
ぶりに真冬の室内女子ダブルスに出るこ
とになった。20年ぶりなので、一番下の
D級の試合にエントリーしたと言う。
会場は某テニスクラブの室内コート。エ
ントリー表を見たら、8チームしか集ま
っていません。小学4年生のペアとか、
母娘のペアとか、中学生のペア、オバさ
んペア、まあ女子のペアであれば何でも
かまいません。っていうような集まり。
何か、勝てそう!
で、うちの奥さんはペアのキミちゃんに
『もし、小学4年生の女の子ペアに当たっ
たら、ボールがチョット外にでてもINに
してあげようね。泣いちゃったら困るか
ら。』
『手加減してあげようね、自信を失った
らカワイそうだから。』と余裕しゃくし
ゃくで臨みました。
で、試合が終わりました。結果はどうか
と言いますと、それがボゴボゴにやられ
てしまったんですよ。
『ヒェ~!』で、その日は大反省会。
『私たちって何て世間知らずで、おめで
たいんでしょう!かわいそうだから手加
減してあげようなんてね。』
その大会は小学4年生の女の子ペアが圧倒
的強さで優勝しました。
『これ、D級じゃないよ!フリー(無差別
級)だよ!』
ワタクシ、その話を訊いて『ハハーン、
きっと、その小4の女の子ペアは、未来
の杉山愛と伊達公子なんだよ。』と一応
うちの奥さん達を慰めておいた。
『何でもあり!恐るべしは、真冬の室内
女子ダブルス!』