クリスマスシーズンなので、待合室に
緑と赤のレーザーを設置しました。
そしてそれを光らせていると、2,3才
の幼児が「何かいるよ。」と言って、一
生ケンメイ手で捕まえようとしていまし
た。
でもなかなかつかまえられません。
親はニコニコしながら、「なかなか取れ
ないねぇ」と。
子どもは「あれっ?あれっ?」と言いな
がら、何度でもチャレンジします。
子どもは目で見てそこに何か形があれば
、それはモノに違いない、と思って触ろ
うとします。
大人は、目で見えても形のないものが
この世の中にはあることを知っています。
サンタさんも同じ。
子どもは目で見たり聞こえたりするから
、サンタさんはこの世にいると思う。
それでいいと思う。
ワタクシも、サンタさんはいると思い
ます。
この世にはレーザー光線のように、目に
は見えるけど形のないものが存在します。
また、サンタさんのように目には見えな
いけれど存在するものがあります。
それが親の「愛情」とか「真心」とか、
「思いやり」。
親はクリスマスの日に子どもにプレゼン
トをしますが、実は親も子どもにもっと
大きなプレゼントをもらっています。
それが、子供たちの元気に喜ぶ顔。
「あげた相手が嬉しいのが嬉しい」。
ここで快楽物質のドーパミンがドバッと
出る。
どんな高価なプレゼントよりも、親は
子供たちの喜ぶ顔を見ればクリスマスの
日、心が豊かになれます。
ユーミンの歌で「恋人がサンタクロース
」というクリスマスソングがあります。
この歌、日本でも「教会の儀式」を一気
に「恋人たちの行事」に塗り替えてしま
いました。
たった一人の女の子の歌が・・・。
親にとっては「子どもたちの喜ぶ顔こそ
がサンタクロース」です。