自然界の動物は基本的には偏食です。(後半)

原始人は火を使うことで、消化を手助けした

     【続きです】

脳の前頭葉が発達したきっかけと言えば
およそ200万年前に私たちの祖先が始め
た肉食。石器で骨を削り、その中にある
骨髄から栄養を摂ることで、脳の体積が
増大したという。動物の死肉の中の骨髄
を食べた。そのことが脳を大きくする為
の1つの大きなきっかけになった。

動物の死肉の骨髄を食べたことが脳を大きくすることに繋がった

生き延びることが出来たという成功体験
と、じゃあ、次のものに少し手を出して
みようかな?石の石器をもう少し磨いて
オノにしてみようかな?そうやって、ど
んどん食べるバラエティを徐々に広げて
行ったんだろうと。

石の石器をもう少し磨いてオノにしようかな?

で、火を使うのはとてもとても大きな大
事件で、外部消化ってのがあって、すな
わち生ものを食べたら一生懸命消化しな
ければならない。消化に時間がかかる。
そのためエネルギーがたくさんいる。
でも、あぶっちゃえば、煮ちゃえば、カ
ラダのエネルギーをたいして使わなくて
も食べられる。そして毒も消える。

火で炙ると消化の助けになるし、毒も消える

そうすると、カラダの負担も消える。消
化に使うエネルギーも少なくて済む。脳
に栄養が回る。脳が大きくなる。発育す
る。

火で炙ると脳に栄養が回り、脳が大きくなる。

進化したヒトのように、火を使って焼い
たり、煮たりして食べると偏食しなくて
いい。何でも食える。いい事ばかりだ。

      おしまい

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