「21世紀こども百科 恐竜館」という
本がまるやまファミリー歯科の待合室に
あります。
それをパラパラめくっていると、面白い
話がたくさん出ていました。
例えば、ワレワレが吸っている酸素は
植物の葉緑体が出来て光合成が始まった
ら、ポンポン出てきて、どんどんたまっ
た。
そのうちその酸素を利用する動物が出て
きちゃった。
だから植物にとって酸素はゴミ。
動物にとっては必要なモノ。
で、そこから出る二酸化炭素がゴミとか。
5億年くらい前の古生代の初めに、現在
の生き物のモトみたいなのがバッと出る
時期があります。
まぁ、それを古生代の始まりと名前をつ
けているんですが、その頃の化石を見る
と、実は奇妙な、なんとなく現在の生き
物の様々な組み合わせみたいなヤツが
ちゃんと出そろっている。
そうすると、その前の世界、5億年より
ももっと前の先カンブリア時代というら
しいのですが、どういう世界だったんだ
ろうかと思う。
そこに生物がいなかったわけないんで、
ワッと広がる前にとても単調な世界が
あったと考えるしかない、トカ。
もっと遡ると、地球の誕生が46億年位
前で、アメーバみたいな生命(遺伝子が
細胞の中でむき出しになっている原核生
物)が誕生したのが35億年位前。
何かこんなモノ見たことあるぞ、と思っ
たら、今問題になっている新型コロナウ
イルス。
コレ、「生物と無生物の間にいる変な
ヤツ」ですが、この頃からいたのだ。
確かNHKの「コロナウイルスのスペシ
ャル番組」でも細胞の中をウイルスが
行ったり来たりしていると取り上げられ
ていた。
ウイルスの形自体単純な形(DNAと膜
とトゲ)なので、当時から基本構造は
たいして変わっていない。
おそらくゾウリムシと同じように完成品
に近い構造なので、今さら変える必要が
なかったんじゃないかな。