日英同盟は縁起がイイ(前半)

日英同盟を結んだ時は縁起がいい

イギリスも日本も、大陸の西と東の両端
にある島国で、大陸とは違った文化と国
民性を持ち、行動の節々に何となく似た
ようなものを感じます。

ところで、いろんな国のいろんな同盟が
ありますが、日英関係がいい時って、日
本にとってもスゴクいい時なんです。
日英関係が悪化した時は、これが全然ダ
メ。日露戦争の前に日英同盟を結んだ。

当時、世界最強と言われたバルチック艦隊

日露戦争で日本が勝った時もバルチック
艦隊がヨーロッパから日本に来るのに、
イギリスがロシアに、各地の港はアンタ
達には貸さないよ、って言ったもんだか
ら、バルチック艦隊が地球を半周して日
本までやって来た時、船の底にはサンゴ
がこびりついていて、船も抵抗が増して
前に進まない。おまけに船の動力源の軽
油も黒煙をあげる質の悪い軽油で、敵(日
本の艦隊)にすぐ見つかってしまう有様。

黒い煙、サンゴ付着による鈍速、乗組員ヘロヘロ、船の重量で海面スレスレのバルチック艦隊

日本付近に来た時にゃ、ずっと船上生活
の為、乗組員はもうヘロヘロ。それに、
水兵、武器弾薬をいっぱい積み込んで重
量過多。何かあれば転覆するぞ。これじ
ゃあ、元気一杯で待ち構えている日本の
艦隊には、どうあがいても勝てないよ。

相手がかってに弱ってた。
勝ちに不思議な勝ちあり。

これも、日英同盟でイギリスがロシアに
意地悪したから。で、日露戦争を戦った
後、日英同盟が終了したら、第2次世界
大戦の流れですよ。日英の関係が悪くな
ると、日本は悪い所にはまっていく。
そして、敗戦。

日英同盟が終了したら敗戦に向かう

日本からすると、イギリスっていう国、
縁起がいいんですよ。

※2020.4,1.のブログ『バルチック艦隊
を破って、日本が世界史に初めて登場』
を参照。

      【続く】

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