昔の子どもって、大人同士が話していた
りすると、ずーっとそばにいて、大人が
気がつくまでずーっと見ていて、大人が
気がついて「どうしたの?何?」って聞
くとぷいって逃げちゃったりすることが
よくありました。
ワタクシも小さい頃はそうでした。
後ろ向いてぴゅーっと逃げちゃうから、
大人は「変な子だなぁ」と言って終わり
になるんだけど。
あれは要するに、子どもの側にちょっと
だけ不安があって、かといって特別の
用事があるわけじゃなく、「ボクはここ
にいるよ」っていうメッセージを出して
いるだけ。
だから、向こうが「何なの?」って言っ
てくれたらもうそれで用事は終わり。
ボクはここにいるっていうことを確認し
てくれたからもういいんだということ。
で、もっと不安の大きい子になると、そ
こで何か悪さをしてしっかり叱られる。
叱られるっていうのは、うんといいこと。
それをわからずに「この子は嫌な子だ」
とか親が言ってしまうと、たちまちおか
しな関係になってしまう。
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