どうして「1+3×2=7」なんでしょう?

待合室の幼児コーナー

 

時々、目からウロコが落ちる「理解」が
あります。

先日、数学教育者の高橋一雄さんって方
がこんなことを言っておりました。

1たす1は2ですね。
では、1たす3掛ける2は?

1+3×2=7です。

どうして3掛ける2を先に計算するのか。

たし算は単位が同じでないと計算できま
せん。

でも掛け算は単位が違っても計算できて
、新たな単位を作り出せる。

キョリで考えたら、「1キロ走り、時速
3キロで2時間歩く。全部で何キロ進み
ますか?」

3掛ける2を先に計算して新たな単位の
「キロ」ができて、単位がそろったので
足せるワケ。

こういう本質の理解が大切なんです。

数学を学べば頭の中で考えた抽象的なこ
とを具体的に表せるようになります。

*************************************

物理学なんかは、数学で考えた抽象的な
ことを実際やってみたらホントにそうな
っちゃった、っていう学問。

でないと安心して飛行機になんか乗れま
せん。

「翼よ、どうぞ上手に着陸してね」
(Wing)っていう歌詞があったケド、
普通に考えれば大体、あんな重いモンが
空飛ぶはずないんだし・・・。

ブログ一覧