関西と関東を分ける橋

『関』の西と東で関西、関東

歴史に詳しい人なら、たぶん関ヶ原の戦
いが大好き。関ヶ原は南北に険しい山地
があるため、東軍が西に攻め入るには
関ヶ原が最短ルート。関ヶ原は東西を走
る中山道と南北に走る北国街道と伊勢街
道がほぼ交差しています。西軍が関ヶ原
を突破されると、西軍の拠点、琵琶湖や
京都、大坂などに一気に攻め込まれてし
まいます。

関ヶ原付近(オガワメモ)

ところで、関ヶ原の戦いの1000年前
だから飛鳥時代、朝廷がココに不破関と
いう関所を置きました。関所の『関』で
関ヶ原。実は、昔むかし西からくる敵に
備えた防御拠点だったんです。関所がで
きて以降、この関所の西側と東側を表す
言葉が生まれました。それが『関西』
『関東』。

この関所に南北に川が流れていて、そこ
にフツーの橋がかかっています。橋を渡
る前はそこは関東、橋を渡ったら、そこ
は関西。

この世とあの世を分ける『三途の川』

まるでこの世とあの世。三途の川を渡っ
ら、あっちの世界。京都の六道珍皇寺の
話が頭をよぎりました。
この寺の中にある井戸には、エン魔様が
いて、オタクは天国、アンタは地獄へ
行けや、と行き先が決められるのです。

 

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