【続きです】
全動物って、175万種類いるんですが、
その中でも昆虫の種類は100万種以上
って言われてます。その姿も千差万別。
中には動物でありながら、まるで葉っぱ
のような姿のものまで、色々あって、
進化を素早く繰り返してきました。
例えば、動物系統樹というのがあって
節足動物と脊髄動物に分かれていて、
そこからいろんな種に分かれてくる。
アリなんてスゴイ数います。その数、
2京匹。まあ、1兆匹の2万倍いるって
いうコト。
たぶん、ムシって地球全体から見たら、
地球上で一番繁栄に成功したヤツラ。
何でこんなに繁栄したかと言うと、
ムシの戦略ってのがあって、
それが『短命』『多産』。
世代交代が早いので、それだけ変化をす
る力が強いってこと。多産であれば、
その中にたくさんの可能性が詰まってい
て、とんでもないエラーも作れる。する
と、新しいこれまでにない変化に対応で
きるヤツラが生き残るんです。
そう考えると、ヒトって寿命が長いから
進化のスピードが遅いというコトになる
。それに、少産だしね。これじゃあ変化
に対応できません。
だから、ヒトは自分が変わる道を捨てて
、周りのカンキョウをかえるように進化
したんでしょうね。