塩がなくなると各臓器に酸素が運ばれなくなり、運転が止まります。

塩はカラダを動かす素です

『これが無くなると生物が死ぬベスト3
はな~んだ?』1位空気。2位水、3位
塩。

遡れば生命は海から生まれました。
細胞の形を維持できるのも塩のおかげ。
生命は塩の魔力に取りつかれた。その
塩なのですが、不足するとどうなるか。

赤血球を使った実験があるんです。
赤血球は酸素を運ぶ役割があって、
人体の中でも最も多い細胞。
赤血球は真ん中が少し凹んで、
平べったく見えるのが特徴。
赤血球の周りの塩分濃度は0.9%。
この状態で細胞は正常な形を維持出来ま
す。

正常な赤血球

で、赤血球の周りの塩分濃度を下げて
いくとどうなるか?平べったい細胞が
パンパンになりボールのように変形
するんです。

外の濃度を下げると赤血球は膨らむ

赤血球の外の塩分濃度が0.9をきると、
細胞外の塩が少なくなるから、細胞外
の水を捨てないと,0.9%に保てない。

細胞の膜は細胞外の濃度が細胞内の濃度
に比べて、10倍くらい高く維持される
というルールがあります。だから、
赤血球の外の水が赤血球の中へドバッと
流れ込んで来て赤血球がパンパンに
なるんです。

正常の赤血球なら、カラダを曲げて通貨する

 

このように赤血球がぶくぶく変形すると
大きな問題が起こります。赤血球が太り
過ぎて毛細血管を通過出来なくなる。
すると何が起こるか?

酸素を各臓器へ運べない。つまり、
塩がないとだんだん、カラダを動かす
ことが出来なくなるんです。

あ~あ、こわい怖い!

 

 

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