北欧は鼻が高くなり、赤道付近は低くなるという理屈

鼻が高めの北欧人(スウェーデン人のアバ)

空気を肺に入れるには体内で温度37度
湿度100%にしなければなりません。
でないと、死んでしまう。

鼻の中にある鼻甲介には毛細血管が張り
巡らされていて、ヒーターの役割をして
います。その表面に鼻水という粘液が
あることで、血液の熱が効率よく伝わり
、入ってきた空気を加熱する。
たとえ、外気が0度でも37度まで温める。
そういう能力をワレワレは獲得した。

そこでワレワレは世界中のどんな場所へ
でも進出できた。たとへ北極圏へでも。

ところで、北欧圏に住んでいる人と
赤道付近に住んでいる人の鼻の形を比較
した研究があります。

北欧圏に住んでいる人の鼻は、細くて
狭くて空気を温めやすい構造。
逆に赤道付近に住んでいる人の鼻の中は
広めで放熱する機能が高かった。

鼻が低めの赤道付近の住民

とすれば、
寒い地方の人は鼻が細くて高くなる。
赤道付近の人は鼻が低くて広めになる。
まあ、そんな理屈。

住む環境が顔の形態を変化させた
というお話です。

 

 

 

 

 

 

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