2023年 3月 の投稿一覧

藤原二条○○、藤原九条○○、藤原近衛○○

藤原道長の歌

藤原氏と言ったら平安時代の覇者。
まあ、藤原道長がその代表。
この時代は藤原氏の最盛期でして、京の
都で圧倒的な力を持っていました。

と、同時に一族の数が増えすぎちゃって
お互いの区別がつきにくいという問題も
かかえていたんです。

同じ名前の藤原○○さん、ってどの藤原
さんのこと?となってしまうワケ。

そこで藤原氏は自分たちが住んでいた
場所や地域の名前を使って
『藤原二条○○』、『藤原九条○○』
のようにお互いを区別するように
なりました。

それがやがて、
藤原が省略されるようになって
『二条○○』、『九条○○』のように
呼ぶようになったんです。

公家の五摂家(摂関家)は、
一条家、二条家、九条家、近衛家、
鷹司家。

で、その中でも最高位の近衛家は
京都御所近衛に家があったらしい。
まあ、これが苗字の始まり。

 

 

ペスト医師の防御服

1656年に描かれたローマのペスト医師

 

ヨーロッパでは、17世紀、ペストの
大流行。

ペストはかつて、世界で最も恐れられて
いた病気。

ヨーロッパの人口の1/3が亡くなったん
ですから。

両手を広げて左右横の人と手をつないだ
ら、その中の一人が死亡する感じ。

犠牲者はリンパ節が腫れ上がり、ヒフが
黒ずむなど、悲惨な症状に苦しめられま
した。

富める者も貧しい者も分け隔てなくかか
った。

で、公平に治療が施されるように、ペス
トに襲われた町では専門の「ペスト医師
」を雇うようになった。

そんな中、クチバシ付きマスクを着用す
る専門医が現れた。

その他香料入りのワックスを塗ったコー
ト、ブーツとつながる丈が短めのズボン
にヤギ革製の帽子や手袋なんかもして。

ペスト医師は直接接触を避けるため、
患者を触るための杖も持っていた。

中でもマスクはとりわけ異様。

ペスト医師はゴーグルとマスクを着用。
マスクの鼻は長さ15センチのクチバシ
形、中に香料を入れていた。

穴は鼻孔近くに2か所。
クチバシに仕込んだハーブの香りを、
吸い込む空気と混ぜた。

以来この格好は不吉なイメージを帯びる
ようになった。

今思えば、ペスト医師の防御服や治療法
はほとんど効果がありませんでした。

やはり科学的な予防法が確立されるのは、
病気の細菌説と抗生物質が登場してから
です。

そういえばイタリアの演劇でも時々、仮
面を身に着けたクチバシの人が出てきた。

何だコレ?と思っていたけど、アレ、
ペスト医師だったんだ!

まずは母国語の確立が大切だと思うんです。

赤ちゃんの脳の中は忙しい

 

大人: うわぁ、かわいいな~。赤ちゃん
   なんて、まだ何もできないけど、
   それがかわいいんだよなぁ!

赤ちゃん: 何もできないだと?ふざけん
     な!オレたちの能力なめてん
     だろう!

大人: 大人になったらいろんなことがで
   きるようになるよ♡

赤ちゃん:  はぁ?オレはなぁ、今だった
     ら5ケ国語だってしゃべれる
     ようになるんだぞ!

大人: 今が一番のんびりできる時期だよ
   、大人になったらつらいことばか
   り。

赤ちゃん: のんびりだと?オレの脳はな、
    今、毎日毎日、超忙しいんだ!

大人: バイバイ!赤ちゃん時代を楽しん
   でねぇ~~♡♡

赤ちゃん: お前のその平和な脳が羨まし
     いわ!

 

「三つ子の魂、百まで」って、幼い時の
性格は老年まで変わらないっていうイミ
なんですけど、逆に言えば、小さい頃に
いろんなことが決まっているっていうこ
とでもあるんです。

小さい子供たちの脳の中では、いろんな
ことが起こっているんデス。

「赤ちゃんは才能があるから、もう小さ
い頃から英語漬け。日本にいても英語漬
けの教育をしてしまおう」っていう話が
ありますが、母国語を英語にするのなら
まぁいいと思うんですけど、でもそれじ
ゃあ日本語が使えなくなってしまう。

母国語を確立するのは、自分の頭の中で
言葉を聞く上で、すごく大切。

日本語で物事を考えたり、日本語で自分
の心を表現したりすることが大切だと
思うんです。

ワタクシは小さい頃から無理やり英語を
やらせるよりは、まずは日本語の本を
読め、読め、の「日本語読み聞かせ派」
なんデス。

地上最強の再生動物『プラナリア』

プラナリアを5つに切断したら・・・

 

プラナリアって、田んぼや川などの湿気
の多い場所に住むわずか8ミリ程度の
大きさの生物。小さなカラダですが、
脳や目を持つ立派な動物。
コレがスゴイんです。

例えばイモリって足を失っても足が
再生します。でもそれは部分再生。

このプラナリアは完全再生。
カラダを5つに切ったら2週間後に
5つの個体に完全再生します。
というのもカラダの細胞の20%が
多細胞性幹細胞で占められているから。

多能性幹細胞(オガワメモ)

何にでもなれる細胞が全身に
散らばっているので、どこで切っても
脳のない部分からでも脳を作れる。

やはりプラナリアは地上最強の
再生動物だ。

20%ルール

グーグル社の20%ルール

シリコンバレーのIT企業に
20%ルールってのがあって、コレ、
何かというと、そこの従業員の皆さんは
勤務時間の20%の時間は自分の好きな
ことに使ってイイですよ、という制度。
役にたつか、役にたたないか自分でも
よく分からないことをやってもイイよ、
っていうルールなんです。

例えばグーグル社の『Gmail』や
『グーグルマップ』などの大ヒット
サービスはここから生まれました。

要するに、お前、何々やれよ、
と言われる仕事じゃなくて、わけの
わからない部分を20%くらい勝手に
やらせる。すると、そこから何かが
生まれることがあるんです。

そう言えば、大学時代に遊んでて、
こんなことやってても将来何んの役にも
立たねぇよなと思いつつ、自分の
好きなコトを4年間やって過ごす。

そして、いざ社会に出てみると、
そんな無駄だと思っていた経験が
意外と役に立つことがあるんです。

ガラクタだと思っていたモノや
自分はポンコツ人間だと思っていた
コトが宝物に変身した瞬間。

まるやまファミリー歯科のブログなんか
でも『毎日毎日、時間ばかり食って
ホント、しょうもないなぁ~。』
と思いつつ、ダラダラ続けていると
意外にも世間話をする時に役立ったり
するんです。

 

 

 

 

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