神様からのプレゼント


      動物あれこれ

 

イソップ童話には、どういうわけか
「神様が人間をつくられた時・・・」と
いう始まりがいつも出てきます。

どの場合も、神様は人間をこのように
つくられたので、使い方をよく知った
上でうまく生きなさい、という内容です。

まぁ、人間の取扱説明書です。

「昔、神様が動物をつくられた時、それ
ぞれの動物にふさわしい力をプレゼント
されました。そのお蔭である動物は強い
爪を、ある動物は大きな翼を、ある動物
は速い足を与えられ、それぞれの動物ら
しい生き方ができるようになりました。

ところが最後につくられた人間の番にな
ると、用意していたプレゼントが品切れ
なってしましました。どうやらずるい動
物がいて、プレゼントを2つ持っていっ
たようです。

困った神様は『仕方がない。私の物を少
し分けてやるとするか』と言って、理性
と知恵を分けて下さいました。そして、
人間という動物になった。

まぁ、古くからいる動物から見れば人間
は頭はいいかもしれませんが、エゴイス
トで暴力的。他の生き物を排除して地球
をわが物顔で汚し、百害あって一利なし。

早く絶滅してほしいと思っているのでは
ないかな。

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