よく思うのですが、昔と違って、ヘアカ
ラー・メイク・ファッションなど、見た
目はだいぶ演出できる時代になりました。
とてもいいことだと思います。
でも、どんなにカラダの表面が飾れても
血管はウソをつけません。
ところで、「体力には自信がある」とか
「心臓には自信がある」が口グセのよう
な人ほど、ちょっと血管、危ないんじゃ
ないかな。
自信があるからこそ、バリバリ働いて、
疲れが残っていても日曜日は朝から予定
を入れて、血圧が高かったり気になる症
状があってもやすんだりもせず、食事や
生活習慣を見直さずに、血管や心臓に
過度な負担をかけてしまっているからで
しょう。
このようなタイプの人は、まぁ、責任感
が強くて、物事に熱中しやすく、熱中し
ている間は他のことに気持ちの切り替え
がしにくく、自分が関わる以上、完璧に
やり遂げなければ気が済まない。
そして競争心も強くて、勝気なあまり完
璧に実現できなければイライラしたり、
時には周囲の失敗が許せなくて攻撃的に
なってしまう。
ストレスを内にどんどん溜め込んでしま
う人も、ちょっと危ない。
例えば、子どもがなかなか朝起きてくれ
ない、ご飯の用意ができたのに子どもは
食べようとしない、テーブルの上を片付
けたいのに、子どもはまだ食べている。
こんな些細なことでも、血圧は上がるの
です。
じゃぁ、「血栓を溶かす納豆を食べてい
るから大丈夫じゃない?」という話にな
りますが、確かに試験管の中ではナット
ウキナーゼが血栓を溶かす作用を発揮す
るのは正しいのですが、人体の血液の中
に入り、心筋コウソクの原因の血栓を予
防してくれるかというと、残念ながら期
待できません。
医者流に言うならば、まぁ、「効果が期
待される」ぐらいでしょうか。
患者さんはその言葉を聞くと「治るんだ
ぁ」と勘違いしてしまう。