家畜は白いヤツが多い。

白いヤツ(オガワメモ)

 

ウクライナのマリウポリで、住民がみん
な避難したので、ペットをどうするか検
討中のようです。

放っておいたら野生化して、人に危害を
加えてしまう。

やはり処分されるのかなぁ?

ペットもそうですが、動物は家畜化され
ると、種類の垣根を越えてある共通の
特徴が現れるんデス。

なぜか、カラダが白くなる。

セキショクヤケイ→白いニワトリに

 

まぁ、ブタ・ヤギ・ニワトリ・ヒツジの
ような家畜を見ればわかるように、白が
多い。

もともとブタはイノシシ、白いニワトリ
はセキショクヤケイが家畜化した姿。

白いヤギはベゾアール、ヒツジになった
のはムフロン。

ベゾアール→白いヤギ

 

どの種も、元はと言えば生息環境になじ
む色をしています。茶色とか。

サバンナの動物を見ればわかります。
そこに白い動物はほとんどいません。
いたら、目立ってしょうがない。

白という色は、命に直結します。

だいたい、野生の環境にいれば、天敵に
見つかって食べられたり、逆に肉食の
場合は敵に近づこうとするとすぐバレて
逃げられちゃう。

ムフロン→白いヒツジ

 

だから家畜は、人間が食べ物をあげるの
で生存競争から解放されて、いろんな色
をしたものでも生き延びられるようにな
った。

独特な色なんか必要ない。
すると、省エネの白色の方向にベクトル
が向かうんです。

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