「日本史の話」の巻

おんな太閤記

 

昔々の話ですが、ワタクシが受験生の
時、社会科に日本史と世界史を選択して
丸暗記していたのですが、受験直前にな
って地理・倫社に切り替えました。

はっきり言って、日本史の教科書はおも
しろくありません。

当時は面白くなかった。

今はちょっと歴史に興味が出てきたので
面白い。

何でおもしろくないかというと、実は
「生徒に考えさせる教科書はNG」とい
う裏ルールがあるからなんです。

ある大学の先生が、もっともっと面白い
教科書の原稿をつくりました。

すると、上の人から「先生の原稿はおも
しろいんだけどねぇ、無駄な記述が多い
んですよ。ワレワレは基本、教科書の内
容は覚えなさいと指導するので、先生の
原稿じゃダメ」。

どうやら丸暗記の諸悪の根源は大学受験
らしい。

大学受験せず教養程度に留めるなら、
その先生の面白い原稿でもいいらしい。

デモ、それは教科書ではなくて参考書だ
よって意味。

「なんで信長は戦国武将の中で頭角を
現したのだろう」という問いに答えるの
なら、NHKの大河ドラマ『おんな太閤
記(50話)』を見ればいいし、「明治
政府はなぜ誕生したんだろう」というの
を説明するのなら、同『篤姫(50話)』
を見ればいい。

時間がなければ小学館の『まんが日本史
』を読めばイイ。

大人は暇だけど、高校生は勉強に部活に
アレコレ忙しいのだ。

一部の賢い子や歴史好きを除いて、好き
でなければNHKの大河なんて見ないだ
ろうな。

 

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