ナポレオン戦争のロシア遠征でロシア帝国がやったコト。

ナポレオン兵は、帰りはボロボロ。

 

今から200年ちょっと前、ロシア帝国が
大陸封鎖令を守らないことを理由に、
フランス帝国のナポレオン1世がロシア
を侵攻しました。

昔の戦争って、A市を攻めて、勝ったら
A市にある食料を食べるんです。

で、ロシアが何をやったかというと、
負けそうになるとその町全部燃やすん
です。

食料も着る服も燃料も、何もかも燃やす。

「食い物ねぇ!寒い!」っていうんで、
次の町を目指す。

そしてロシア軍が撤退しながら戦って、
再び負けそうになると、またその町を
燃やす。

そうやって村を燃やすのを繰り返す。

ナポレオン軍は、勝ってても食べ物ない
んですよ。

そんで雪降って寒いし、泊まる所も着る
服も暖もない。

やっとモスクワまでたどり着いた時には
、もうナポレオン兵、ボロボロ。

つまり、ナポレオン軍をボロボロにさせ
るためにロシア帝国はロシアの町を焼き
ましたっていう戦術(焦土作戦)。

おまけに、シベリア寒気団が襲ってきて
、行きの50万の兵が帰りはたった2万。

一方、ロシア帝国は攻められた土地の
建物全部ぶっ壊し、生活カンキョウ全部
失くして、畑もなくして、そこでロシア
人が生活できなくもしたんです。

で、ロシア人もたくさん死にました。

なので、ロシアはナポレオンに勝って
スゴイって言うけど、ロシアの方がひど
いんですよ。やってる事。

だってナポレオンは軍人しか殺さなかっ
たけど、ロシア帝国は自国のロシア人も
いっぱい殺しているんです。

今のウクライナ情勢を見ていたら、やは
りプータン軍(仮名)はマリウポリの町
全体をぶっ壊して、市民が住めなくして
いる。

住民もたくさん亡くなって、食料も電気
も水道も全部ない。

そして、町からみんな逃げていく。

これも焦土作戦か。
プータン軍(仮名)はかつてのロシア帝
国と重なって見えます。

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