まるやまファミリー歯科の通勤途中、
よく犬の散歩に出くわします。
散歩中のイヌは気持ちよさそうです。
怒っているイヌなんか、みたことがあり
ません。
ところで、生きるためにどうしても必要
でないものは、動物では省略される傾向
があります。
母ネコは、子ネコが死んだからといって
涙を見せたりしません。
どうやらネコにとって悲しみは、生きる
ためにたいして必要ではないらしい。
ほとんどの動物は、怒っているイヌを
見たらすぐに逃げ出します。
どうやら、怒りだけは理解するらしい。
怒りが動物に共通して理解されるのは、
それが両者にとって都合がいいから。
フツー、ある種に属する動物が出すサイ
ンは、同種の中では理解されますが、他
の種の動物には理解されません。
異種の動物であれば、求愛のサインなん
かお互い理解したって仕方ありません。
子孫は残らないし、無駄なだけ・・・。
必要でないサインを感じる能力は省略さ
れます。
でも、怒りだけは違うようで、サイズの
大きい他の動物の怒りに鈍感だったら、
命を落とすかもしれません。
実は怒りのわかりにくい動物がいます。
それが、クマ。
クマが怒っているのはわかりにくい。
だからクマは危険なのだ。