たまたま、松原正樹というギタリストを
研究するために、「恋人がサンタクロー
ス」という楽曲を聴いていました。
研究というと大げさに聞こえますが、
まぁ、その、勝手に曲を聴いているだけ
なんだけど。
「恋人がサンタクロース」っていう楽曲
は、松任谷由実の作品で、後にいろんな
アーティストがカバーしています。
若き頃の松任谷さん、「クリスマス=サ
ンタと子供達のイベント」という概念を
、西洋の宗教的行為から恋人たちの一大
恋愛イベントに一気に変えたのだ。
「旬の若い頃に若い人が作詞・作曲し、
若い歌い手や若いミュージシャンが演奏
して、若い人が聴く。
文化って、感受性の多感な頃の若者が
つくり出すのだ。
そして、年配者は若い頃聴いていた曲を
聴いて、若さを保ち続ける。
そう勝手に考えたことをうちの奥さんに
話すと、「私、昔の曲は懐かしくて聴く
こともあるけど、今の若い人たちの曲も
聴くわよ」と言う。
「・・・。」
彼女は若いのだ。