「失礼します。検温器で体温を測らせて下さい。」

検温するスタッフ

 

まるやまファミリー歯科では、受付で
来院される患者さんに検温を実施して
います。

非接触型なので、検温器を3~4センチ
患者さんのおデコに近づけて「ピッ」と
押すダケ。

すると0.5秒後に数値が出てきます。
国の基準では37.5度以上だと・・・。

でももし外気温が38度位あって、その
まま歯科医院に入ってきて皮フ温度の
高い状態で測ると、38度の数値が出て
くることもあります。

キカイによってもクセがあるし、帽子、
カミの毛、検温器の向ける方向によって
も誤差が出ることもある。

だから、あくまでも目安の数値。

検温器は赤外線を感知して数値化する
ツールです。

例えば、熱くなったアイロンの表面に手
を近づけると、温かいと感じます。

これは、アイロン表面から出ている赤外
線をワレワレのヒフのセンサーが感じ取
ってくれるから。

でもヒトのヒフには欠点?があって、
それは、物体の温度が低くなると物体の
出している赤外線を感知することができ
ないということ。

検温器はその赤外線を感知してくれます。

ところで、生物の中には高感度センサー
を持つモノがいます。

それがガラガラヘビ。

真っ暗の中でも、獲物が放射するごくわ
ずかの赤外線をも感知して捕獲する。
生きるために身に着けた必殺技。

今思いついたのですが、京都妖怪地図で
若いお茶の先生の姿をした800年前に
生まれた化け物の妖怪のおデコに検温器
で「ピッ!」と測ったら、どんな数値が
出てくるだろうか。

試しに空気に向かって「ピッ!」と押し
てみた。

うちの検温器では「Lo(Lowのこと?)
」の表示が出た。

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