昔、何かの本に書いてあった話です。
昔すぎて誰が書いていたのか記憶にない
のですが・・・。
まあ、こんな話。
子どもの能力を10として、そのうち9を
勉強に使う子と、3しか使わない子がい
ます。
集中力があって9を勉強に費やせる子は、
ものすごく勉強ができる。
じゃあ、3しか勉強に使わない子がダメ
かというと、そんなことはありません。
もし他のことに熱中しているのなら、そ
れはそれで、そっちでイロイロなものを
吸収して身につけていますから、そうい
った経験や苦労なんかが後で確実にその
子の実力となって現れてくるものデス。
何といっても一番損なのは、自分の10の
能力をほとんど使わずに、勉強もせず、
遊びもせず、考えもせず、ぐうたらグー
タラだらだらしている子。
「アァ、もったいない!」
ところで、勉強しかやらない子は、他の
子があたり前のように気づくことが全然
気づいていなかったり、ちょっとバラン
スが悪かったりすることがあります。
それでも学校では成績がよければ評価
されます。
だけど生きていく上でほんとに必要なの
って、学校の成績じゃない。
まぁ、社会に出れば広く周りを見渡して
、「あそこであんなに面白そうなことを
やっている人がイル!」とか「こっちで
はこんなことが必要なんだ。」と気づい
て、考えたり結びつけたりする能力が必
要とされるワケですから・・・。