コロナ自粛も解かれ、やっと皆さん、
部屋の外に出るようになりました。
部屋の中にいると、脳に関して言えば
視覚・聴覚のような入力がただ入って
くるだけで、運動しないもんだから、
出力はほとんどゼロ。
だから脳の一部から出力して脳の他の
部分で入力するようになる、チョット
小さなループ。自給自足。
これを「考える」というらしい。
大人はまぁ、それでもいい。
問題は子ども。
子どもが家にこもってDVDにお守りし
てもらっていても、脳に入ってくるの
は目や耳からの入力だけ。
カラダを動かすような出力がほとんど
ないもんだから、頭の中にループが
できない。
だから何も定着しない。
特に小学校以前の子どもは、こもって
るんじゃなくて、一歩部屋の外に出た
方がイイ。
外に出れば放っておいても入力・出力
ができるので、そこでしっかり回す。
まぁ、幼児にはいろんな環境でいろん
なことをさせる。
そうすれば脳の中にいろんなルールが
増えてくる。
学習が蓄積されてくる。
そしたら後で使える。
3才位の子どもで字をどれだけ知って
るか、つまり識字率がどれだけ高いか
というデータがあります。
結果は、外遊び時間が多いほど高かっ
た。
やはり外遊びするってのは、人と付き
合う、いろいろ遊びを考える、活発に
動く、などすべてが含まれていますの
で、そういう子が識字率が高いのは
納得できます。
まぁ、脳の中で入力・出力のループが
フル回転しているってわけだ。