昨日は、ある男子中高一貫校の学園祭に
行ってきました。
今回はミュージックフェスティバルを
のぞいてみた。
学生なんだけど、腕前はアマチュア~
プロ級まで。
出演者は、普段着のTシャツ、ジーパン
姿で披露する。
ピアノ演奏だけの子もいれば、ピアノと
バイオリン、ギターを弾いて歌う子、
フルート演奏の子もいた。
順番通りにリサイタルは進んだのですが、
中には時間通りに演者が来なくて、みん
なをあわてさせ、遅れてきたと思ったら
派手に一発、曲を弾き散らして、終わる
とサッと消えるツワモノもいた。
父兄の皆さんから、温かい笑いがドッと
起きた。
いかにも中高生らしい。
圧巻だったのは、岸本隆之介君のピアノ
リサイタル。
この子は、サッカーでいえばU-18の
日本代表クラスのエース。
ところで、子どもたちにはいろんな才能
があります。
歌や絵の才能、ピアノやバイオリンの
才能、物理や数学の才能、そして将棋や
オセロの才能。
才能じゃなくとも、年頃の女の子たちに
は“キモイ”と言われてしまいそうな、
鉄道、アマチュア無線、アニメ、アイド
ル等の趣味。
学校ではみんなが何らかのスペシャリテ
ィを持っていて、お互いにリスペクトし
ているのだ。
自分の得意分野に自信を持って、それぞ
れの道を堂々と極める友人を見て、多様
性を認める。
そして、鍋の中に入れてそれをグタグタ
煮ると、お互いのことを認め合う文化が
育つのだ。