動物の歯を見ていて怖いなぁと思うのは
、なんたってワニです。
映像で、シマウマを呑み込んでいる姿や
海ガメをコオラごと呑み込んでいる姿を
見たことがあります。
口が大きいのは、動物の世界では強さの
証明。
そのワニですが、実は2億年前の三畳紀
に恐竜とともに誕生したのです。
いわば同級生。
恐竜時代のジュラ紀、白亜紀に最も栄え
、恐竜が絶滅した6430万年前の白亜
紀から滅びることなく現在まで生き残っ
てきたのです。
サイズの変化は多少あったとしても、
形態は太古の昔と同じ。
あの体つき、目つき、皮ふ、口・・・。
昔からアイツただ者じゃないぞと思って
いましたけど、やはりそうでした。
ワニが卵からふ化する時の温度が34度
以上になると全てオスが生まれ、30度
以下になるとメスが生まれる。
30~34度までは半々。
地球温暖化で気温が上昇するようになる
と、オスだけとなり、絶滅するかもしれ
ません。
でもよく考えたら、2億年生きてきたん
だもの、そう簡単には滅びたりするはず
がありません。
ギリシア語で「サウルス」というのは
トカゲという意味なので、ワニの名前を
ワニザウルスとか何とか命名してやった
ら、きっとみんな「恐竜だ!」と認めて
くれるに違いありません。