ただの交換が、まわりを豊かにする?


       物々交換

 

歯科治療は、窓口料金をいただくかわりに
治療やサービスを提供します。
まぁ、いわば交換です。

パチンコ屋にいくと、商品と交換して
くれます。
というか、その商品がまた何かと交換
され・・・。

まぁそれはいいとして、むかし、山の民と
海の民がいました。

彼らはお互い収穫物を交換していました。

お互い収穫物が余ったから交換したのでは
なくて、交換したかったからたくさん収穫
したらしいのです。

交換することが嬉しかったので、多めに
作るようになった。

そして、そこで分業が生まれ、階級が
生まれ、とうとう国家まで生まれたという
説があります。

マルクスも分析しているけど、おカネは
それ自体何の価値もない商品。

唯一の価値は、これを持ってゆけば何かと
交換してもらえるという点だけ。

交換することだけに使える商品が、おカネ。

交換すれば財産やサービスがどんどん動き
まわります。

だからどんどん周りを巻き込んで、みんな
豊かになってゆく。

ピンポンやテニスだって、ボールが行って
帰ってくるだけ。

これが相手が機械だったら何もおもしろく
ありません。

一球返せば相手に感情が生まれ、嬉しく
なったり悔しくなったりして、道具をそろ
えたり本を買ったり、スクールに行ったり
試合に出たりするようになります。

ただのボールの交換が周りを巻き込んで
豊かにするようなのデス。

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