大病院に行くと紹介状がないと5400円余計にかかる。

大病院一般ピーポー(人々)の不満のひとつに、大病院に治療に行くと、紹介状がなければ5400円(税込み)余計にかかるというのがあります。

歯科なら3240円(税込み)。

日本の医療制度では、保険証1枚あればいつでもどこでも好きな時に好きな病院を選べることになっています。

結果的には、ちょっとしたカゼでも心配だからといって、最新の機器のある高度な病院に行って診てもらいたいと思う人がいるわけです。

でも、最新鋭の機器などがそろっている大病院ってのは、緊急性の高い急性期の重症な患者さんを診るところ。

大病院は医療界の「最後の砦」なわけで、フツーのカゼなら、まずは近所のお医者さんとこに行くのが望ましいのです。

それをわかってもらえないと、大病院を中心に、日本の医療がホントに疲弊して崩れちゃう。

かくして、「近所の医院の紹介状がなければ5400円多くかかりますよ。それが嫌なら近所の医院へまず行ってね」ということになる。

日本ではすぐ医者に診てもらおうとしますが、世界では、熱が出て近所の医院に電話しても「あぁ、そうですか。糖分のあるコーヒーでも飲んで、ついでにアスピリンでも飲んで、熱が下がらなかったらまた連絡してくださいね」って電話で対応しちゃう国の方が圧倒的に多いのです。

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