腹六分のサル(左)が、満腹ザル(右)の2倍長生きした。
1999年にマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ博士によって、延命遺伝子(サーチュイン遺伝子といいます)が発見されました。
その遺伝子は、お腹が「グーグー」鳴ったら”オン”になることがわかったのデス。
そういえば、有名どころでは、タモリもたけしも一日一食。
オバマ元大統領も、ビル・ゲイツも、超少食派。
その延命遺伝子をスイッチオンにするのは、カロリー制限。
まぁ、空腹感だというのです。
さらに、本来なら消化吸収に使われたはずのエネルギーが拝毒に向けられるので、細胞が元気になって病気が治癒の方向に向かうとか。
たしか戦前(第二次世界大戦前)にも、「マウスを腹八部でなくて腹六分で育てたら寿命が2倍に延びた」という報告があった。
サルでも同じ報告があった。
まぁ、老化は遺伝子の傷で起こります。
お腹が「グーグー」鳴って延命遺伝子がオンになれば、全身細胞の遺伝子に保護層ができて、攻撃性の強い活性酸素などから遺伝子を守ってくれるらしいのデス。