ネコは子どもの特徴を大人になっても持っている。

ネコは肉食動物です。

それも、完全肉食。

歯を見れば、ネコの臼歯は人間みたいなすりつぶしの奥歯を持ちません。

彼らの持っているのは”裂肉歯”といって、上下の歯が組み合わさって前後に長いハサミのように働く歯。

まぁ、歯のことはいいとして、ネコは気まぐれで、気高さと愛らしさを兼ね備えているような気がします。

何でカワイイのかと考えてみると、その丸い顔と大きな眼にあるのデス。

上の写真では、大きな目のくぼみ(眼窩といいます)が正面に2つあります。

ところで、丸い顔と大きい眼ってのは、子どもマンガを見ればわかるように、子どもの特徴。

フツウ、肉食動物は生まれた時は丸い顔。

成長すると口先が前方に伸びるものですが、ネコは子ども~大人にかけて顔の成長があまりないのです。

大きな眼や丸い顔。

ネコはいつまでたっても、子どもの特徴をしっかり持っている。

これは学術的には”幼形進化”と呼ぶようです。

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