東山魁夷と言えば、日本を代表する画家です。
それも、天皇家御用聞きの画家。
ある患者さんと世間話をしていたら、東山魁夷の話になりました。
「緑響く」という絵があるのですが、それは彼によると、魁夷がモーツアルトのピアノ協奏曲第23番を聞いているうちに「緑の森の中に1頭の白馬が立っているイメージが湧いてきたので、それを描いた」というモノ。
見せてもらったら、それ、緑深い森の中に1頭の白い馬が立っている。
これと同じような絵、どこかで見たことあるぞ。
そうです。
15年前にうちの奥さんと一緒に買った絵も、確かコンなんだった。
これ確か、まるやまファミリー歯科の倉庫に眠っているぞ、と思い出して引っ張り出したのが、上の写真。
白い馬が9頭、深い森の中に立っています。
でも、魁夷と言えば天皇家に飾ってあるほどの絵だから、ワレワレ庶民には手が届かないハズ。
やはり魁夷の絵ではありませんでした。
せっかく引っ張り出したんだから、診療室に掛けておこう。
でも、ウチの診療室のコンセプトは、アンティーク。
この絵、なんかチョット違うような気がするなぁ。