3番口を大きく開けて鏡で中を覗けば、舌の奥に上からぶら下がっている器官が見えます。
これを”口蓋垂”といいます。
俗称「のどちんこ」です。
ところで、この「のどちんこ」には大切な働きがあるのではないかと昔から議論されてます。
ですが、実はまだ決定的なことはわかっていません。
よく言われるのが、「食べ物を飲み込む時に動いて、食べ物が鼻に抜けないように鼻と口の間をふさいでくれるのだ」というもの。
また、「パ行の発音の時に重要な働きがあるのだ」とも言われています。
でも、何らかの理由で「のどちんこ」がない人もいるのですが、飲み込みも発音も支障がないことがわかっていますので、本当のところは実はわからないのです。
ただ、イビキのひどい人の中には「のどちんこ」が腫れていたり、人より大きかったりする人がいるようで、それがイビキの原因のこともあります。
このへんは専門の耳鼻咽喉科の先生に相談した方がよろしいかと・・・。