2016年 4月 の投稿一覧

血液は骨でつくられるのデス

血液は心臓でつくられると思っている方がおられるかもしれませんが、心臓はポンプの役割をしているだけ。

ズバリ、血液は骨でつくられています。

骨といっても成人では頭の骨、胸の骨、背骨、肋骨、手のつけ根の骨、足、首の骨など。

ここに血管が入り込んで新しい血液を運び出すんです。

昨日の血は今日の血ではありません。

生命体は日々、新陳代謝を繰り返しています。

骨はカラダを支えているだけじゃあなくて、血もつくっていたのデス。

歯を抜いたら隣の骨にあるできたての血が抜けた穴を覆って、それがまた骨になるのデス。

血と骨は親子なんです。

スポーツと歯

前歯を失う原因って、実はムシ歯よりも転倒や打撲が多いようです。

バスケット、サッカー、野球、ラグビーなんかがそう。

そこで前歯を守るためにマウスピースが義務化されているのが、ラグビー、ボクシング、アメフト、アイスホッケーなどです。

ところで、スポーツ選手はしっかりブラッシングしないとムシ歯にもなりやすい。

というのは、1日の食べる量がフツウの人よりも多く、口の中に食べ物を入れている時間が長いから。

そして、水分補給のためにスポーツドリンクを飲むことが多い。

お砂糖いっぱい入ってますからねぇ。

食事の回数が多かったり食事の時間が長いと、お口の中で歯が再石灰化してくれる時間が短いのです。

再石灰化って、まぁ一言で言えば、歯の傷ついたところをツバが元の歯のように修理修復してくれることだと思ってください。

トーネット14番の椅子、見つけた!

白ネコヤマト(仮称)でもリサイクルショップを経営しています。

先日、東区にある、そのお店の中をブラブラ散歩していたら、あるモノが目の中に飛び込んできました。

トーネット14番の椅子です。

2個合わせて3桁の値段でした。

「なんでこの価格なんですか?」と店員さんに聞いたら、「もともとテーブルと一緒のセット価格だったんです。

テーブルだけ売れちゃったもんで、この価格で出しました。」うちの奥さんに写メールしたら、一も二もなく、即買おうということに。

椅子を触ったりひっくり返したり、感触を楽しんでいると、”メイド・イン・ポーランド”という薄い文字を発見。

トーネット14番の椅子は昔むかし、ドイツの職人トーイットが14番目のモデルとして作った椅子を王族に認められて世界が注目した作品。

この椅子、使用感たっぷりだけど、どこでどんな風に使われたのか想像するだけで幸せになります。

すすきのの熱気が生んだ雪

日本新三大夜景というのがあって、それは長崎・神戸、そして札幌の3つの夜景。

札幌市民として誇りに思います。

写真は、ニックネーム「藻岩熊」さんが幻想的な雪の浮かぶ札幌中心部を藻岩山から撮影したモノ。

すすきのの真上に雪が浮かんでいるなんて、何だかアンパンマンに出てくる”アマグモラー”みたいでチョット不思議です。

日歯8020テレビ

日本歯科医師会がつくったもので、「8020テレビ」というのがあります。

スマホでもパソコンでも検索できます。

そこには歯と口の情報が満載されてて、1本5分の動画もある。

どんなのがあるかというと、基本的な歯の磨き方歯の矯正口腔ガン口臭 などなど。

チョット気になる人には気になるけど、そうでない人にとってはたいして関心がないかも。

今の時代、検索すれば何でもたちまちダダダッと、コレデモカ、これでもかと情報が襲ってきます。

まぁ、関心のある方はどうぞご覧下さい。

呑み込むようにできている。

おもしろい写真を見つけました。

ユニバーサル・クールジャパン2016のアトラクションです。

口がよくもまぁこんなに開くものです。

コレを見て思い出したのですが、熱帯には自分の口より大きいブタでも丸呑みする大型ヘビがいます。

コレどうやって呑み込むかというと、まずアゴの関節が2つあって、口を大きく開くことができる。

また、下アゴの関節が左右に分かれ靭帯でつながっているので、くわえたまま少しずつ送り込むことができます。

歯は細く鋭いのですが、かみ砕くことができません。

でも、噛み付くのに都合よくできています。

内側に歯が曲がっているので、獲物は奥へ行くしかありません。

逃げられないようになっています。

ブタも呑み込むくらいだから、ヒトの子どもも捕まったらひとたまりもありません。

猫の歯周病は・・・

まるやまファミリー歯科の待合室にある週刊誌”女性エイト”(仮称)を何気なくパラパラめくってたら、猫の病気というのがありました。

それによると、猫の病気で目立つのは腎疾患や泌尿器系の病気。

「上部気道感染症、猫下部尿路疾患、慢性腎臓病、糖尿病、リンパ腫、結膜炎・・・」そろそろ「歯周病」が出てくるかと思いきや、そこで終了。

「歯の寿命が猫の寿命」と、あの旭山動物園の元園長さん言ってたけど、まぁヒトによって受け止め方が違うし、猫は動物病院の先生にお任せして、ワタクシ、患者さんの歯周病の治療に専念しようと思いました。

神社の入口になぜ鳥居があるのかわかった。

近くのM山小学校(仮称)とウチのマンションの間に、巨大な鳥居があります。

以前から、何で神社の前にきまって鳥居があるんだろうと思ってたのですが、やっと理由がわかりました。

昔々の神話の時代までさかのぼります。

太陽の神、天照大神様が天の岩屋(洞窟)にこもられたことがあります。

その時、長鳴き鳥(ニワトリ)が集められて天照さんが洞窟からチョイッと顔を出して出てきた時、日が差してきたもんだから、このニワトリ、待ってましたとばかり一斉にコケコッコーと朝を告げて天照大神様の洞窟を出る先導役を務めたトカ。

この神話から、神の先導役である鳥がいつも入口にいることができるようにと、鳥居が建てられたのデシタ。

大学医局の教授退任記念の会に行ってきた。

土曜日の午後、札幌グランドHでK浪教授(仮名)の退任記念講演がありました。

今までの研究・教育・臨床と、40数年やってきたことを3時間半びっちりスライドにて講演。

医局員時代の懐かしい顔ぶれが、あの時のままスライドに。

その後は記念撮影に祝賀会。

深夜にまでおよびました。

歯内・歯周病学会誌に投稿されてるエライ先生たちの顔ぶれもズラリとありました。

驚いたのが、ワタクシが新人の医局時代一緒に雑用をやっていた留学生の仲間達が今や、中国やバングラディッシュで教授になって母国の歯科のレベルを引っ張り上げていたこと。

あの頃とは違ってズイブンご立派になられて・・・。

ところで、K浪先生に挨拶したら「小川君、こんな会でもない限り昔の仲間と会うことなんかないだろう。楽しんでいらっしゃい」というお言葉をいただき・・・・。

歯科界のレベルを上げるのもそうだけど、医局に入ってくる若い先生たちを育てるのって、K浪先生、ホントウにいい人生だなぁと思いました。

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