まるやまファミリー歯科にリコールに来ておられる患者さんと話しているうちに、安全管理の話になりました。
「お店で防火シャッターの真下に商品が置いてあると、イザ火災が発生した時にお客さんを非難させたり火のまわりを防ぐことができない。
だから、防火シャッターの下にモノを置かない。
安全って、絶対に安全なものはないので、危険だと思われるものを一つ一つ取り除くことなんだ。危険のリスクを一つ一つつぶすことなんだ」とおっしゃっていました。
ホント、そう思います。
歯医者さんでも、危険と思われるものは一つ一つ取り除くようにしています。
待合室のキッズコーナーには角張ったものは置かない、見通しをよくする、目で見守る・・・。
治療でも気をつけることがたくさんあります。
その中のひとつに、銀歯を調整する時、特に上の銀歯の場合なのですが、診療台を少し起こして患者さんにアゴをひいてもらうというのがあります。
もし診療台を寝かせてアゴを突き上げたまま調整をし、何かの拍子に口の中に銀歯を落として万が一気管に入ってしまったら、大変なことになってしまう。
想定されるリスクを一つ一つつぶしてやれば、限りなく安全に近づいていくと思うのデス。