ノーベルさんの話

ただ今、ノーベル賞の真っ最中。

その、ノーベルさんの話です。

ノーベル賞を創設したノーベルさん、ダイナマイトを発明して世界一のお金持ちになりました。

でもダイナマイトは爆弾や兵器などに悪用されて、たくさんの人を不幸に・・・。

ノーベルは世界一の富豪になったんだけど、世界一孤独な人でした。

お金持ちになればなるほど悪い人たちが寄ってきて、彼はすっかり人間嫌いに・・・。

死ぬまで一人暮らしで生涯を終えた。

一方、彼の母親は人のために尽くす人でした。

ノーベルが母親にいくらお金を送っても、母は全部人のために使った。

母は「人のために尽くすのが一番幸せ」と口癖のように言って亡くなりました。

そんな母親の言葉を思い出して、ノーベルは死ぬ前に”ノーベル賞”を考えた。

莫大な資産を基金にして運用し、世の中のために使おうと決意。

その結果、ノーベルの名は後世にずっと残り続けることになります。

まぁ、お金ってもんは、使い方によって人を幸せにしたり不幸にしたりするモノです。

そして、それがわかった時、お金はものすごく威力を発揮するし、使った人をも幸せにするのデス。

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