8月5、6日と、札幌の京王プラザホテルで将棋の王位戦が行われました。
対戦は羽生善治王位と、木村基八段。
結果は引き分けでした。
その羽生さん、「集中するコト」をこのように例えていました。
「集中をたとえると、海の中に潜水していく感覚と似ています。少しずつ少しずつ深いところへ潜水し、やがてまわりの音も一切聞こえなくなるような感覚です。ですから、今すぐ集中しなさいと言われても、それは難しいです。
ある程度体をならして、徐々に集中力を高めていくものなので。」また、コンなことも言っておられました。
「時には集中していても手が見えてこない、まったく浮かばないこともあります。そういう時は、考えが浮かぶまでじっと待つことにしています。真っ白い気持ちで自分の無意識の中から何かが湧き上がってくるのを待つ感じです。」