泥だらけのカルテ

「傷だらけの天使」という映画がありましたけど、最近、「泥だらけのカルテ」という本が出版されました。

これは、東日本大震災に出くわした歯医者さんがカルテと被災者の遺体を照らし合わせて、遺体を家族の元に帰した、というお話。

1985年の日航機墜落事故をきっかけに、カルテと遺体の照合が重要視されてきました。

この歯医者さんの奥さんが、津波から逃げる際にカルテの入った棚の扉にガムテープを貼ったことで、中身の流出が防げたといいうもの。

しかし、中から取り出したカルテは泥だらけでした。

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