年配の方ならご存知だと思いますが、昔、森永ミルク事件というのがあって、怪人二十面相と名乗る男が世間を騒がせました。
その怪人二十面相、江戸川乱歩先生が名探偵明智小五郎と知恵くらべさせた作品です。
少年探偵シリーズに出てきます。
その怪人二十面相に、うちのチビスケがはまっています。
私も当時の本の表紙の挿絵を見ると、今でもドキドキします。
うちのおチビがはまっているのなら、一肌脱ごうかということで、市内にある本のリサイクルショップのBOOK OFFを片っ端から探しまわりました、チビと一緒に。
7軒まわって探し当てたのが、たったの2冊。
「サーカスの怪人」と「三角館の恐怖」。
うちの奥さん、「図書館で借りたら?」と言う。
無駄なようだけど、こうやって時間をかけて探すのも楽しいんです。
この連休中はどこにも行かずに本屋めぐりで終わってしまった。
しかし、たいへん愉快な日々であった。